鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGT第3戦。GT300クラスの3位を獲得した#61 SUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人は、フィニッシュ時のフロントタイヤはギリギリの状態だったと明かした。
レース終盤、#0 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝)を先頭に5台ほどが白熱のバトルを展開したGT300。井口は44周目になんとか谷口を攻略することに成功し2番手に浮上、最後は#25 HOPPY 86 MCに先行を許したものの、#61 SUBARU BRZ R&D SPORTは3位でチェッカーを受けた。
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今回、#61 SUBARU BRZ R&D SPORTはピットでリヤタイヤのみを交換するという攻めの戦略を敢行。しかしこの戦略は事前に決まっていたものではなく、スタートを担当した山内英輝は4輪すべてのタイヤ交換を提案していたとのこと。しかし他車の状況を踏まえた上で攻めのタイヤ選択を行ったのだという。
「最初の10周で自分的にはフロントがきついとチームに報告していたので、その状況からリヤ交換という形になって驚きはありました。ギャンブルみたいな感じでしたけど、勝負をするにはそれしかないかなと。あとはもう井口卓人が男を魅せてくれるかなと思っていました」(山内)
チームの期待を背負ってコースに送り出された井口は、周囲を走るマシンの多くがタイヤ無交換作戦だと知らされプッシュ。先頭集団に追いつくと谷口に襲いかかっていった。
「僕たちのマシン的にシケインしか抜くチャンスはなくて、色々とやってましたが難しかったです。GT500クラスのマシンが2台くらい絡んで(谷口が)少し失速して、ブレーキで飛び込みやすくなったので抜くことができました」
「一発で仕留められればもっと楽な展開だったんですけど、谷口選手はうまいの一言です。怖かったですけど、バトルは楽しかったです」(井口)
前戦富士では2番手走行中にマシントラブルでリタイアした#61 SUBARU BRZ R&D SPORT。これまで速さは見せていただけに、今回の結果に井口は安堵の笑顔を見せていた。
「苦しいレースでしたけど、なんとか最後に抜け出ることができました。でもその後は、フロントタイヤの磨耗が厳しくて、なんとかチェッカーを受けられて良かったです。(マシンを降りた後)タイヤを見たらよくフィニッシュできたなというくらいひどい状況だったので、本当にホッとしてます」
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