第4戦スペインGPで優勝を飾ったレプソル・ホンダのマルク・マルケスは、この週末は苦戦していたことを認め、バイクには何かが足りていなかったと語った。
前戦アメリカズGPで圧巻の6年連続優勝を飾ったマルケスは、続くスペインGPでも5番手から猛追を見せ、今シーズン2勝目を挙げた。最高峰クラス昇格後、マルケスがヘレスで優勝したのはこれが2度目である。また今回の優勝によってランキングも首位に浮上し、2位のヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)に対して12ポイントの差を築いた。
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この週末、マルケスはFP2、FP4、そしてレース前のウォームアップ走行で転倒を喫していた。彼は月曜日から同地で行われるテストにて、フロントエンドに関する作業に取り組む予定だという。
「今週末僕たちが考えていた通り、僕は少し苦労していた」とマルケスは苦戦を認めた。
「乗り心地はとても良かったのだけど、フロントに関しては何かが足りなかった。明日(月曜日)いろいろなことを試してみるつもりだ。僕は3回も転倒してしまったからね」
「まだ何かが足りていないと思っているし、それをよく理解したい」
また彼は、スペインGPは”スピードのレース”ではなく、”正確”に、そして”毎ラップ正しい判断を下す”ことが重要なレースだと語った。
「他のライダーをオーバーテイクするためには、最初は賢くいかなければならなかった。というのも、(オーバーテイクは)とても難しいし、(ホルヘ)ロレンソを追い抜くのはほとんど不可能だと気付いた」
「彼はブレーキングをとても遅らせていて、コーナーの出口でもそうだった。その時僕は少し熱くなっていたけど、彼のタイヤがタレ始めたのを見て、『OK、レースをリードしてギャップを築くのは今だ』と自分に言い聞かせた」
マルケスはロレンソがチームメイトのダニ・ペドロサを抑えてくれるだろうと信頼を託した。今回のレースでは、彼はペドロサのことを最も懸念していたという。
ロレンソをオーバーテイクしてトップに立ったマルケスは、なんとか後続とのギャップを開いた。しかし右回りのターン12ではトーマス・ルティ(マルクVDS)の転倒により砂利が散乱しており、彼はそこでバランスを崩してしまった。
「どうやってバイクに乗っていたのかわからない」と彼は当時を振り返った。
「220km/hか240km/hくらいでそこに到達したのだけど、トラック上の砂利を見たときには、もう遅かった」
「前後のタイヤがスライドした。だけど僕はバイクにとどまることができたんだ」
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