ルノーとマクラーレンは、今週末のスペインGPで新しい燃料を投入する予定だ。なおマクラーレンと同じくルノーのカスタマーチームであるレッドブルには、そのような計画はないという。
レッドブルはF1のカスタマーチームの中でも唯一、PU(パワーユニット)を供給する側のチームと同じ燃料を使用していないチームだ。ルノーはBPカストロールの燃料を使用しているが、レッドブルはエクソンモービルの燃料を使用している。
ルノーワークス復帰後最高位のサインツJr.「まだやるべきことがある」
ルノー製PUのパフォーマンスレベルは、今季も変わらずメルセデスやフェラーリの後を追いかけている状態だ。また6月のカナダGPまでは大きなアップグレードの予定もないという。だがPUのアップグレードに先立って新しい燃料を投入することで、今回は効率性とパワー面の改善を目指し、パフォーマンス向上を目論んでいる。
前戦アゼルバイジャンGPではカルロス・サインツJr.(ルノー)が5位に入賞したが、この5位という結果は、ルノーがワークスチームとして2016年にF1へ復帰して以来の最高成績であった。
ルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、「ヨーロッパでの連戦が始まるが、パフォーマンスの強化を考える必要がある」と語った。
「新しい燃料を使用することで、スペインではエンジンからの助けを得ることになるだろう。それに(バルセロナの)トラックの特徴に合わせていくつか空力の微調整も行う」
「これが前進に繋がることを願っている。しかし他のチームもアップグレードを投入するということも認識している。バルセロナでは皆がそうすると知られている」
アゼルバイジャンでは新しいフロンウイングとリヤウイングを投入したルノーだが、彼らはまたバージボードにも改良を施していた。
これは、『高速のストリートサーキット』というバクーのコース特性に合わせた部分的な改良であったようだ。しかしチーフテクニカルオフィサーのボブ・ベルは、スペインGPでのルノーのパッケージはそれほどしっかりとしたアップグレードを施したものではないと話した。
「伝統的に、バルセロナでは多くのチームがアップグレードを投入している。大抵は重要な空力のアップグレードだ」
「今年、我々が最初に空力のアップグレードを投入したのはバクーだった。ここ(バルセロナ)では多数の真新しいエレメントを持ち込むつもりはない」
「今後のレースに向けて、各々のレースでアップグレードを投入することになるが、それはある時には小さなものであり、またある時には大きなものであったりする」
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