2018年のスーパーフォーミュラ開幕戦の公式予選が行われ、山本尚貴(TEAM MUGEN)がポールポジションを獲得した。
気温23度、路面温度33度というコンディションの中で行われた公式予選。まず全19台のうち、15位以下がノックアウトされるQ1。ここでは2スペックのうちミディアムタイヤのみ使用が可能となっており、グリーンシグナルが点灯すると、全車が新品のミディアムタイヤを装着してコースイン。1回目のアタックに臨んだ。
鈴鹿フリー走行:野尻がセッショントップ。好調塚越、ミディアムタイヤで3番手
午前中のフリー走行に引き続き、ホンダエンジンユーザーのドライバーが上位を占める展開。その中でも、松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分37秒619で暫定トップに躍り出た。
その後、各車一旦ピットに戻り新しいミディアムタイヤを装着。残り7分を切ったところで再び一斉にコースインしていった。
2回目のアタックでもホンダ勢が好調。山本尚貴(TEAM MUGEN)が1分37秒518でトップに躍り出るが、松下がここでも好アタックをみせ1分37秒255でQ1トップ通過を決めた。2番手には山本、3番手には塚越広大(REAL RACING)が続き、終わってみればホンダエンジンユーザーがトップ6を独占した。
一方でトヨタエンジンユーザーは苦戦を強いられ、昨年チャンピオンの石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がQ2進出圏ギリギリの14位で通過。昨年は常に好ポジションを記録していたニック・キャシディ(KONDO RACING)は15番手でノックアウトされてしまった。
続くQ2でも、ホンダエンジン勢が速さをみせ、セッション途中までは野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分36秒960でトップタイムを記録。チームメイトの松下も区間タイムでは最速のペースで回っていたが、その直後に平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がデグナーでスピンしコースオフ。セッション残り13秒というところで赤旗が出された。
これにより、松下をはじめ数名のドライバーがアタック中に赤旗が出たためタイムを記録することができなかった。残り3分まで時間が戻されてセッションは再開されるが、松下は思うようにタイムを上げることができず12番手でQ2敗退となってしまった。また小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)や山下健太(KONDO RACING)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)もQ2ノックアウトとなった。なおQ2トップは野尻だった。
そして最終のQ3。各車ともソフトタイヤで計測1周目のタイムアタックを狙っていることもあって残り3分のところでコースイン。まずは伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)が1分37秒935でトップに出るが、それを野尻が1分37秒040で上回っていく。しかし、このQ3は特にTEAM MUGENが速さをみせ、福住仁嶺が1分36秒991をマーク。すると直後にチームメイトの山本尚貴が福住のタイムを0.080秒更新する1分36秒911を記録しトップに浮上。ここでチェッカーフラッグとなり、山本が2016年の開幕戦鈴鹿以来、2年ぶりのポールポジションを獲得した。
2番手には福住が入り、TEAM MUGENがフロントロウを独占。3番手には野尻が続き、ホンダエンジン勢がトップ5を占める予選結果となった。
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