前戦アルゼンチンGPで表彰台を獲得したスズキのアレックス・リンスは、スズキには勝てるバイクがあると自信を持っている。
アルゼンチンGPでは、リンスはカル・クラッチロー(LCRホンダ)、ヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)、ジャック・ミラー(プラマック)らと表彰台を争い、最高峰クラスでのベストリザルトとなる3位を獲得した。
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長いことトップを走っていたミラーを追い抜いたリンスは、一時レースをリードしていた。しかしその次の周に走行ラインから膨らんでしまったため、最終的には優勝を飾ったクラッチローと2.5秒の差でレースを終えた。
レースを終えたリンスは、スズキのバイク『GSX-RR』は2016年以来の優勝を狙えるバイクであると自信を見せた。スズキは、2016年のイギリスGPでマーベリック・ビニャーレス(現ヤマハ)が優勝したのを最後に、レースで勝てていない。
「最高のライダーと共に走って、たくさんのことを学んだ」とリンスは話した。
「最終ラップでは、自分に優勝のチャンスがあり、彼ら(クラッチローとザルコ)と争えると考えていた」
「ターン7ではフロントタイヤが終わってしまって、バイクから落ちそうになって怖かった。そこで僕は優勝のチャンスを犠牲にしてしまった。でも今後は段階を追っていけば、優勝することも可能になるだろう」
「僕たちには優勝を経験したバイクがあるし、満足している。他のチームのバイクと比較しても、僕たちは昨年から大いにバイクを改善している」
昨年最高峰クラスにデビューしたリンスだが、第3戦アメリカGPのフリー走行で転倒し左手首を骨折してしまった。その怪我を乗り越えたリンスは力強いパフォーマンスを発揮しており、チームも2018年末までとなっている現在の契約を延長したがっている。
彼の将来について尋ねると、22歳のリンスは、すぐにでも新しい契約の交渉を始めたいと考えており、どこか他のチームへ移籍することは想像できないと語った。
「僕たちがまるで家族のようであるというのは重要なことだ。だから僕は契約を続けたい」
「スズキ以外の他の選択肢は考えていない」
一方でチームメイトのアンドレア・イアンノーネは今年限りでチームを離脱する可能性がある。またイアンノーネの公認候補として、ドゥカティのホルヘ・ロレンソの名前が挙がっている。
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