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F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティング「ペナルティポイントも受けたフェルスタッペンは、今後”より注意深く”なるはず」

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F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティング「ペナルティポイントも受けたフェルスタッペンは、今後”より注意深く”なるはず」

 F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが中国GPでペナルティポイントを加算されたことを受けて、今後はより気をつけてレースをするようになると期待している。

 中国GPの決勝レースでは、フェルスタッペンがセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をオーバーテイクしようとして、ターン14でベッテルのイン側をついた。しかしそこで両者は接触。フェルスタッペンは10秒のタイムペナルティを受け、ペナルティポイントを2点加算された。

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 これでフェルスタッペンの累積ポイントは5となった。なおペナルティポイントは12カ月以内に合計12ポイントに達すると、自動的に1レース出場停止となる。

 ホワイティングは、「おそらく少し批判はあるだろうが、ペナルティポイントはそのためのものだ」と話した。

「常習的な違反者にそれを自覚させることが目的だ。彼は現在5ポイントとなったので、より気をつけるようになるだろう」

 フェルスタッペンのペナルティポイントは、今年のハンガリーGP後までリセットされないことになっている。

 彼は昨年7月30日に行われたハンガリーGP決勝レース、オープニングラップのターン2でチームメイトのダニエル・リカルドと接触したため、ペナルティポイントを2ポイント追加された。つまり、今年の7月29日に行われるハンガリーGP終了後まで、彼のライセンスにはそのポイントが加算されたままである。

 また昨年10月22日に行われたアメリカGPでも、フェルスタッペンは最終ラップでキミ・ライコネン(フェラーリ)をオーバーテイクしようとして彼をコース外へ押し出したとして、1ポイント加算されている。

 ちなみに、バーレーンGPでのルイス・ハミルトン(メルセデス)との接触についても審議されていたが、これについてはフェルスタッペンはお咎めなしとなっている。

 先週末の中国では、彼はすぐに自分の責任を受け入れてベッテルへ謝罪をしていた。ベッテルはその謝罪を受け入れており、ホワイティングもフェルスタッペンと個人的な会話をする必要はないと考えている。

「スチュワードが必要なことをしたし、私がそれ(個人的な会話)を行う必要はないと考えている」とホワイティングは述べた。

「彼はミスを犯した。そのためのペナルティを受けたのだ」

 フェルスタッペン自身は、アグレッシブなドライビングスタイルを変える必要はないと話していたが、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、彼が自分のミスから学習するだろうと大いに自信を持っている。

「彼には眼を見張るような才能がある。何に取り組む必要があるのか、それを認識するには十分に賢い」

「彼はうまくそれに取り組むだろう。私はそれに関して何の疑いも持っていない」

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