WorldRX世界ラリークロス選手権をプロモートするIMGは、2018年から北米を舞台とする新シリーズ『アメリカ・ラリークロス選手権(ARX)』をスタートさせるとアナウンスした。
WorldRXはヨーロッパ圏を中心に開催されているラリークロス競技。同シリーズはFIAによる世界選手権のひとつとして開催されている。
北米中心のGRC、2019年に欧州シリーズ発足。“キング・オブ・ラリークロス”決定戦も
そんなWorldRXが新シリーズを引っさげて北米大陸へ進出。最高峰のスーパーカークラスと、下位クラスのスーパーカー・ライツで争うARX2の2クラスによるイベント開催を発表した。
開催初年度は全4ラウンドで構成。開幕戦は5月25~27日にイギリス・シルバーストンで開催され、第2戦は8月4~5日にカナダで行われる。第3戦は9月29~30日にテキサス州オースティンで行われ、アメリカへ進出。最終戦の開催地などは不明ながらアメリカ国内での開催が予定されている。
またシリーズには北米中心に開催されているラリークロス、GRCグローバル・ラリークロスに参戦していたフォルクスワーゲン・オブ・アメリカやスバル・オブ・アメリカが参戦の意思を明かし、“本格的な支援”を行う方針を表明している。
フォルクスワーゲンはタナー・ファウストやGRCでチャンピオン獲得経験のあるスコット・スピード、スバルもパトリック・サンデルとクリス・アトキンソンを起用してシリーズに臨む見込みだ。
ARXのオフィシャル・タイヤ・サプライヤーはヨーロッパ中心のWorldRXと同様、クーパータイヤが務める。
なお、GRCについては2018年から既存のスーパーカークラスを廃止し、それまで下位クラスだったGRCライツクラスを昇格させる“ゴールドクラス”創設をアナウンスしているほか、2019年にも欧州中心の新シリーズ『GRCヨーロッパ』を立ち上げることをアナウンスしている。
■「ラリークロスはダイジェスト中心の現代的なエンターテイメントの楽しみ方にマッチする」
WorldRXをプロモートするIMGのシニア・バイス・プレジデントを務めるポール・ベラミーは「ラリークロスはダイジェスト中心の現代的なエンターテイメントの楽しみ方に完璧にマッチするプラットホームだ。1レースは短く、混戦のなかでサイド・バイ・サイドのバトルが繰り広げられるからね」とコメントしている。
「ARXでは、我々がWorldRXで培ってきた経験を活用し、アメリカでしっかりとした地位を築きたい」
「ARXは高い可能性を秘めたシリーズだと確信しているし、ステークホルダーと密接に連携しながら作業を進めている。今後数年の間にARXはメジャーなチャンピオンシップに成長するだろう」
シリーズへの関与を表明しているフォルクスワーゲン・オブ・アメリカのマーケティング担当ディレクター、グレッグ・ルシアは「フォルクスワーゲン・オブ・アメリカはアンドレッティ・オートスポートのテクニカルパートナーとして、ARXにワークスサポートチームを送り込む」としている。
「北アメリカにおけるラリークロスの将来に大きな期待を寄せているし、IMGと緊密に連携しながら、ARXが成功するようシリーズの詳細を詰めていく」
スバル・オブ・アメリカのモータースポーツ・マーケティング・マネージャーであるロブ・ウィヤーも「IMGはWorldRXで素晴らしい成功を遂げている。ARXについても、スバル・ラリーチームUSAとして参戦する方向で検討を進めている」とシリーズを歓迎するコメントを発表した。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
まわりを巻き込む可能性もあるからヤメてくれ! 元教習所教官が語る「よく見かける」危険運転3つ
なぜ免許とマイナカード「24年度末」に一体化? 紛失時はどうなる? 一体化でどんな影響ある?
「Appleのパクリ」はもはや過去! 中国シャオミ初EV「SU7」受注7万台突破と新経済圏ブチ上げ、米中貿易摩擦も何のその?
「格安観光地」に成り下がった日本! 観光公害の深刻化で「宿泊税」検討も、もはや混雑“ディズニーランド並み”の現実
マツダが新型“最上級セダン”「EZ-6」世界初公開! 光るグリル&半円4連テール&超豪華内装がカッコイイ! 斬新すぎる「マツダ6後継機!?」中国に誕生
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?