2月21日、元メジャーリーガーのクリストファー・ジョン・ウィルソンが代表を務めるCJウィルソン・レーシングが、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)のGTデイトナクラスに『アキュラNSX GT3』で参戦すると発表した。
ウィルソンの現役引退後の2010年に創設されたCJウィルソン・レーシングは、同年のマツダMX-5カップから本格的にモータースポーツに参入。
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以後、IMSAコンチネンタルタイヤ・スポーツカー・チャレンジのSTクラス、昨年参戦したSGクラスを経て2018年、北米スポーツカーレースの最高峰シリーズに挑むこととなった。
「幼少期からIMSAのレースを見ていて、スポーツカー・シリーズの最高峰でレースすることが僕の夢だったんだ」と語るウィルソンは、以前から野球以外の第2のスポーツで“ビッグリーグ”を作ることを生涯の目標としていたという。
「アキュラNSXで、アメリカでももっとも厳しいレースのひとつに挑めることを嬉しく思う」
「僕たちはこのWSCCのパドックを何年も前から目指してきたが、(同じ場所に立った)今は経験豊富なチームに対して自分たちに何ができるのかが見えはじめている」
2018年シーズン第2戦となるセブリング12時間に向けた公式テストに突如姿を表したチームは、すでにカラーリングが済まされ、スポンサーロゴやゼッケンなども入った『アキュラNSX GT3』を公開するとともに、デイトナ24時間やセブリング12時間などの長距離レース4戦からなるNAECノース・アメリカ・エンデュランスカップに参戦すると発表した。
また、チームは第2戦セブリング、第6戦ワトキンスグレン、最終戦プチ・ルマン(ロード・アトランタ)以外のシリーズ戦へのスポット参戦については今後数週間のうちに参加の可否を決断するとし、同時にIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ最終戦のカリフォルニア8時間やサーキット・オブ・ジ・アメリカズ24時間への出場も検討しているという。
マイケル・シャンク・レーシングの86号車と93号車、ホンダ・オブ・アメリカ・レーシングチームの69号車に続くシリーズ4台目の『NSX GT3』使用チームとなるCJウィルソン・レーシングの36号車NSXを駆るのは、若手のティル・ベクトロスハイマーと今年でチーム在籍8年目となるベテランのマーク・ミラーのふたり。
2016年にダッジ・バイパーGT3-Rを駆りプチ・ル・マンを制したミラーは「我々はデイトナ24時間と(デイトナの事前テストである)ロアを欠場しているため、ライバルに比べてはるかに経験が不足しているのは事実だ」とコメント。
「今シーズンの目標は今後のシーズンに向けた学習にフォーカスし、多くの経験を積むとともに非常に競争の激しいGTDクラスで印象に残る結果を残すことだ」と語った。
また、チームメイトのベクトロスハイマーは「数週間後に自分がセブリング12時間のグリッドに並んでいるのが信じられないよ」とコメントしつつ、今回のテストでの経験が「僕たちの新しいチャレンジの準備に役立つことを願っている」と語っている。
CJウィルソン・レーシングのWSCCデビュー戦となる第66回セブリング12時間レースは3月14~17日にセブリング・インターナショナル・レースウェイで開催される。
pic.twitter.com/QGXt7IujRp— CJ Wilson Racing (@CJWilsonRacing) 2018年2月21日
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