スコット・ディクソンがPP獲得! 佐藤琢磨は4位
今年のインディー500はずっとホンダ勢優勢で展開してきた。とくに19日の練習ではトップ12のなかにシボレー・エンジンは5位のモントーヤただひとりというほど。
【今さら聞けない】エアロパーツの役割のひとつ「ダウンフォース」って何?
それが予選に突入した20日、シボレーが息を吹き返してくる。シボレーというよりもエド・カーペンター・レーシングがセッティングを決めてきたということか。
アタックは1回のみ。4周連続での平均スピードで順位が決定されるインディー500の予選。その初日。エド・カーペンターが我らが佐藤琢磨の手からトップの座を奪い取った。
予選初日で9位以内に入った者で1位から9位の決勝グリッドを決める二日目の予選・FAST9へ向かう
FAST9で勢いのあるカーペンターをいなしたのは今年からホンダに戻ってきたチップ・ガナッシ・レーシングのスコット・ディクソンだった。ディクソンはただひとり232マイルを突破。次元の違う速さを見せつけてのポール奪取だった。
2位がカーペンター。3位にはアンドレッティ・オートスポートの6人のなかからアレクサンダーロッシが入った。ここまでが最前列(フロントロー)に並ぶことになる。
前日、2位ながら惜しくもフロントローから漏れた佐藤琢磨はそれでもチーム・メイトのフェルナンド・アロンソに勝っての4番手。
もちろん日本人ドライバー過去最高グリッドだ。アロンソは琢磨と並んでの決勝スタートとなる。
インディーは月曜から今度は決勝の集団走行のなかで速いマシンを作る作業へと移っていく。
「101st Running インディアナポリス500」は5月28日、決勝レースがスタートする。
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