売却の時に必要?自動車リサイクル券に関する基礎知識
現在、クルマを購入する際には絶対に支払わないとならない事になっているのが、リサイクル料金と言われるものです。これは新車であっても中古車であっても支払い義務があります。どうしてリサイクル料金を支払わないとならないのでしょう? 今回はその背景とシステムを紹介します。
自動車にリサイクル料金が必要になった背景は?
自動車にリサイクル料金が必要になった背景は、環境問題と不法投棄問題です。自動車にはじつにさまざまな材料が使われています。その中には、処理しない方が手間がかからず、儲けが増えたりするものがあります。たとえば、エアコンの冷媒に使われているフロンを回収にするには手間が掛かります。昔はそれを大気開放していましたが、それでは環境によくありませんので回収して破壊する必要があります。
そこで考え出されたのがクルマの所有者が責任を持ってリサイクル料金を支払うという方式です。義務的に所有者がリサイクル料金を支払い、最終的にその手数料がリサイクル業者の手間賃となるといったものです。
リサイクルが難しい3つの項目
リサイクルが難しいと言われているのが先に書いたエアコンのフロンです。フロンはエアコンのシステムの中では液体となっていますが、大気圧ではガスとなります。そこでガスとならないように専用の機械で回収します。また、エアバッグは火薬で空気を膨張させて膨らますので、扱いを間違えると事故になる可能性があるので慎重に取り扱う必要があります。最後に残るのが、シュレッダーダストです。シュレッダーダストとは、クルマから金属などリサイクルできるものを取り除いた後に残ったものを粉砕したカスで、かつては約20%程度がシュレッダーダストになると言われていましたが、現在はかなり減らすことに成功していると言われています。
AからDまで存在するリサイクル券
リサイクル券はA~Dまで4種類が存在しています。A券はリサイクル料金を支払ったことを証明する券です。自分がクルマを所有しているときには、このA券を持っていることになりますので、車検証と一緒に保管します。B券は使用済み車両として引取業者に渡した際に業者が必要事項を書き込んで最終所有者に渡します。最終使用者はB券を使って費用を計上するなどします。C券とD券は業者が使うものなので、ユーザーは気にする必要はありません。
クルマを売却する場合は、リサイクル券(A券)も同時に売却すると考えて下さい。つまり売却料金はクルマ代とリサイクル代です。中古車を買う人は、リサイクル券(A券)も同時に購入すると考えればいいでしょう。もし、売却されたクルマが輸出された場合は、リサイクルされませんので、リサイクル料金は最終所有者に返還されます。
万が一リサイクル券をなくした場合や、自分のクルマがきちんとリサイクルされたかの確認方法は下記のリンク先から調べることができます。
― 自動車リサイクルコンタクトセンター|自動車リサイクルシステムについて ―
調べるためには車検証情報が必要ですので、車検証はコピーを手元に残すなどしておいたほうがいいでしょう。
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