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業界ニュース 2019.9.19

自動車メーカーにもの申す! 一刻も早く全モデルに標準搭載すべき装備11選

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 先進安全機能はより多くの新車に標準装備してほしい

 2020年以降、世界的に自動ブレーキの新車装着が義務づけられるが、これからの新車に不可欠だと思える装備はまだまだある。ここでは、何はともあれ、これからのクルマに標準化してほしい装備を、重要度に合わせてグループA(ぜひ標準化を)、グループB(できれば付けてほしい)に分けて提案したい。

    一度経験すると付いていないクルマに乗れなくなるほど便利な装備11選

 グループA(ぜひ標準化してほしい)

 1)前後踏み間違いブレーキ制御

 自動ブレーキの標準装着が始まろうとしているが、クルマをぶつけない……という意味では、それだけでは物足りない。今、アクセルの踏み間違い事故が急増していることもあって、自動車メーカーは前後踏み間違い制御機構を取り入れ始めているが、見識ある自動車メーカー、車種では、エンジン出力を絞る制御だけでなく、軽自動車でも“ブレーキ制御”を付加している。

 どちらがより安全かは、明白だ。これからはブレーキ制御付きが主流になってほしい。

 2)ブラインドスポットモニター

 接触事故防止のために、自動ブレーキのつぎに有用だと思っているのが、ブラインドスポットモニター。後方の死角から接近してくる車両などを検知する機能で、レーンチェンジ時などの接触事故防止に役立つ。現状、上級車にしか装備されないが、軽自動車やコンパクトカーにだってぜひ装備してほしい先進安全装備のひとつ。

 ボルボやBMWなどは、さらに緊急回避のためのステアリング制御まで組み込まれているから心強い。日本車に関しては、そこまでの機能の採用はまだまだこれから。急いでほしい。

 3)ACCの渋滞対応

 ACC(アダプティブクルーズコントロール)は、旧来のクルコンと違い、高速走行中、前車との車間距離を一定に保ってクルージングできる先進安全装備のひとつ。ゆえに、自動ブレーキが働く手前のプレ自動ブレーキの役割も果たし、高速道路での安全運転に大きな役割を果たす。ホンダはホンダセンシングの機能のひとつとして、最新の車種には標準装備されている。ただし、これからは全車速、0km/h~で作動する渋滞対応型が不可欠。サイドブレーキが電子式でないと、停車時、ブレーキをつかめず、数秒後にはクリープで動きだしてしまうこともあり、渋滞対応になりにくい。

 しかし、ACCが本当に役立ち、ありがたさを感じさせるのは、高速の渋滞時。すべてのクルマにACCが必要とは思わないが、付けるなら渋滞対応が不可欠と思える。ちなみに高速走行でACCを使うと、燃費が10%程度伸びる可能性もある。

 4)サイド&カーテンエアバッグ

 どんな先進安全装備が付いていても、最悪、事故は避けられない。そこで乗員を助けてくれるのが、エアバッグ。現在、運転席、助手席は標準化されているが、側突、横転などにも対応するサイド&カーテンエアバッグもぜひとも標準化してほしい。新型ダイハツ・タントなど、軽自動車でもサイド&カーテンエアバッグを標準装備している時代であり、すべてのクルマに標準で付けるべき安全装備といいたい。

 5)平均燃費計

 平均燃費計に対するボクの考え方は、「燃費を向上させるアイテム」である。平均燃費計が常に表示され、文字が大きく、見やすいと、実は燃費が向上したりする。理由は、例えば現在、14.9km/Lという平均燃費計の数値が目に入りつつ運転していると、何とか15km/Lに乗せたいという心理が働く。

 そこで、どんなアクセル操作をすれば15km/L台に引き上げられるかと、エコ走行のためのアクセル操作を学習できるのである。結果、実燃費が伸びていく、というわけ。平均燃費計が付いていても、文字が小さかったりすると、意味や効果が薄れるように思う。

 6)バックモニター

 個人的にはもはや、バックモニターのないクルマでバックするのが不安。慣れは恐ろしい。昔はなくてもスイスイとバックできたのに。で、これからは、車体後方の壁、障害物はもちろん、歩行者、背の低い子供やペットとの接触を防ぐという意味でも、バックモニターは不可欠。しかし、ナビを付けないとリヤカメラはつかない……。そんなことはない、日産やトヨタの最新車種にあるような、ルームミラー内蔵のバックモニターなら、最悪、ナビなしでも車体後方の死角を確認できる。

 安全のためにも正しいドラポジを確保する機能は必須

 7)ガソリン車の蓄冷エアコン

 ストロングHVやEVのような電動車のエアコンはインバーター方式で、エンジンの駆動を利用せず、エアコンが働く。ゆえにアイドリングストップ中でもエアコンから冷風が出てくれる。しかし、ガソリン車のエアコンは、アイドリングストップ中はコンプレッサーが切り離され(バッテリー上がりを防ぐため)、送風状態になるのが普通だ。今年の夏も暑さ全開で、アイドリングストップ機能付きのガソリン車は、思わずアイドリングストップ機能を停止したくなるほどだった。

 しかし、スズキのエコクールのような、アイドリングストップ中でも蓄冷材内蔵のエバポレーターを採用することで、一定時間、冷風が出て、室内を感的温度に保ってくれる例もある。夏、快適、安全なドライブを楽しめためにも、ガソリン車に蓄冷式エアコンを採用してほしい。

 8)チルト&テレスコピックステアリング/シートハイト調整機能

 事故に直結する運転疲労を軽減するには、長距離、長時間の運転では、まずは正しく適切な運転姿勢をとることが重要。そうするだけで、運転操作が楽で確実になり、疲れにくくなる。が、あらゆる体形のドライバーそれぞれが最適な運転姿勢をとるためには、ほとんどのクルマに備わるシートの高さ調整とともに、ステアリングを上下に調節するチルトステアリング機構だけでなく、前後に調整できるテレスコピック機能が必要。

 たとえば、マツダ3は骨盤を立てるシート設計を行うとともに、チルト機能に加わるテレスコピック機能の調整幅を先代比で前後に10mmずつ拡大。合計70mmもの調整が可能になり、理想的なドライビングポジションと、頭部が揺すられない、最高の運転感覚を実現している。

 9)スマホ充電用ソケット

 今ではほとんどのドライバーがスマートフォンを愛用し、車内でもナビ機能や音楽を連動させていたりする。ゆえにバッテリーの減りも早まるわけだが、その充電に不可欠なソケットの装備もまた標準すべきアイテムだろう。かつて、シガーソケットがどんなクルマにも付いていたように! それも前席にふたつ、後席にもひとつ以上あれば完璧。

 グループB(できれば付けてほしい)

 10)車内温度計

 個人的には絶対必要と思っている、しかし現時点で量販車にほぼ採用されていないのが、車内温度計。外気温度計は多くのクルマに装備されているが、これは各自動車メーカーの開発陣に聞いても、採用する予定すらないものだ。

 しかし、考えてほしい。夏に後席に子供やペットを乗せている時の後席の室内温度が、前席よりずっと高いことを! メインのエアコン吹き出し口がある前席にいれば、冷風が直接届き、たとえば28度でも、エアコンの風が届きにくい後席は30度、いや35度に達していることもある。

 わが家では愛犬を後席以降に乗せているのだが、今は社外アクセサリーの車内温度計のセンサーを愛犬の乗車位置近くに設置。その室内温度を運転席でモニターしている。前席では気づきにくい、子供や愛犬の乗車場所の室内温度が高すぎる場合は、風通しをよくし、エアコンの温度設定を低めるなどの対処も可能になるというわけ。尋常じゃない暑さの日本の夏。後席に乗せて、「暑い」と言えない子供やペットを乗せている人にとってじつに有用だと思えるのだが……。

 じつはそのアイディア、かつて、インターペットというイベントにホンダアクセスが初出展したコンセプトカー「フリードドッグコンセプト」で採用してもらっている。

 11)コネクティッドサービス/オペレーターサービス/ヘルプネットSOSコール

 最後に、多くの新車に採用してほしいのが、コネクティッドナビ装着によるコネクティッドサービス、オペレーターサービス。今では多くのクルマにヴォイスコントロールが装備されているが、こちらは走行中、オペレーターに専用通信器で接続し、装備の使い方、近隣のお薦めスポット、飲食店、病院、自動車修理工場などを案内してもらえ、なおかつ遠隔操作でナビに目的地を入力してくれたりするサービス。ものすごく便利である(走行中、基本的にナビ操作ができないため)。

 あおり運転を受けたときなどの緊急時にも、警察への取り次ぎを行ってくれるなど、極めて心強い。最大のポイントはGPSによって、オペレーターが自車の位置を把握できているということ。さらに、最新型のレクサス、クラウン、プリウス、RAV4、そして日産デイズなどにもオプション設定される緊急自動通報システムのヘルプネット=SOSコールも、大きな安心をもたらしてくれる。高齢ドライバーが急増し、あおり運転被害が頻発する時代の、360度ドライブレコーダーと並ぶ、最強の安心機能装備となるだろう。

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(WEB CARTOP 青山尚暉)

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