『ロードライダー』の編集スタッフが令和時代に打ち出した新媒体!
2019年5月27日、新たなバイク月刊誌が創刊しました!
その名も『Heritage & Legends』(ヘリテイジ&レジェンズ)です。
峠道でこそ輝く!? 新型「KATANA」試乗インプレッション!
この雑誌は、カスタムとメンテナンスを楽しむすべてのライダーへ向け、立ち上がりました。
手掛けているのは、2019年1月末発売の3月号をもって、惜しまれながら休刊を余儀なくされた『ROAD RIDER』(ロードライダー)の元スタッフです。
創刊にあたり、月岡洋一編集長の熱い想いが記されています。
全文掲載の許可をいただきましたので、ご覧ください。
発刊のご挨拶
ヘリテイジ&レジェンズ編集長、月岡です。
本誌を手に取っていただき、誠にありがとうございます。
記念すべきスタート号ですので、本誌がどういうコンセプトで
走り出そうとしているか、ご挨拶を。
多少、長文となることをお許しください。
実は私たち、今春までカスタムをテーマとした
ロードライダーという雑誌の編集作業に携わっておりましたが、
発行元の雑誌事業から撤退を受け、休刊となりました。
その際、多くの読者さま、業界関係者の皆さまから、
『こうした雑誌が消えるのは残念』のお声をいただき、
再始動を決意した次第。
ただ、時代のスピードは速く、90年代のカスタムブームは遥か彼方。
見栄えを重視した派手なカスタムはなりを潜め、
今は走る、曲がる、止まる、安全性重視の本物志向。
長くカスタム素材として人気だった
Zやカタナ、ニンジャにCB-Fなどの80年代の名車群も、
この先、長く楽しむためのメンテナンスへと、
オーナーの皆さんの興味は移っているようです。
一方で、最新機能のバイクに
先の名車をトリビュートした外装を載せた、
Z900RSやKATANAといったバイクも人気です。
規制の網でがんじがらめ、リーガルなカスタムには
向きにくいとされるそうした現行モデル群も、過去手法に
囚われなければきっと楽しく恰好いいカスタム手法が見つかり、
もっと楽しめるはずだと、編集部は考えます。
皆さまには、本誌のタイトルが
ヘリテイジ(遺産)&レジェンズ(伝説)ですから、
きっと古いバイクばかりを追いかけるのでは?
と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、我々から見れば、
例えばハヤブサや
CB1100シリーズなども
立派なレジェンドバイクです。
新旧関わらず、これから皆さまに愛され
残っていくだろうバイク。
そしてそのカスタムとメンテナンスが
テーマの雑誌として、じっくり育ててまいります。
どうか同志読者の皆さまにおかれましては末永く
応援を賜りますよう、お願い申し上げる次第です。
ヘリテイジ&レジェンズ編集長 月岡洋一
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