キャンピングカーのなかでも注目を浴びる軽自動車ベースモデル
夏になるとキャンプなどのアウトドアレジャーに出かける人も多くなってきていることでしょう。最近、オートキャンプ場などで見かけるクルマのなかで目立つ存在となっているのが軽自動車をベースとしたキャンピングカーです。ちょっと前はキャンピングカーと言えば、大きなクルマがあたり前でしたが、今キャンピングカーの主流は軽自動車なのではないか? と思えるくらいによく見かける存在になってきました。話題の軽キャンパーとはいったいどんなものなのでしょうか?
軽キャンパーの多くは商用車に架装を施したモデル
キャンピングカーの定義は……というと難しいものがあります。かつては、クルマのなかで寝泊まりができて、料理ができてという要件を満たして改造車として「8」ナンバーに変更していた人が多かったようです。現在は「8」ナンバーに変更せず、乗用の「5」や「3」そして商用の「4」のままキャンピングカーとして使っている人が増えています。
軽自動車のキャンピングカーの場合は商用車の「4」のままのクルマが多くなっています。商用車、つまり貨物の場合は最大積載量というものが定められています。最大積載量は自動車メーカーがテストして「この重量までは載せても大丈夫」としているため、改造によって重量が増えても、最大積載量以内であれば問題なく届出でき、車検を通すことができます。つまり、改造した部分は積載物(ようするに荷物)として扱うわけです。もちろん、全長や全幅、全高が軽自動車の規格を超えるのはNGですが、止まっているときに屋根が開いて全高が高くなるようなものはOKです。
商用の「4」ナンバーの小型車や「1」ナンバーの普通車は、キャンピングカーの要件に合うように改造し8ナンバー化することで、税金が安くなり、車検も2年おきになるというメリットがあります。 しかし、税金を下げることだけを目的として改造する人が多かったために要件が厳しくなりました。 しかし、軽自動車はもともと税金が安く、商用車であっても車検が2年ごとなので、頑張って8ナンバー化せずとも4ナンバーのままで構わないというオーナーが多いのです。
軽キャンパーは車中泊のためのクルマ
キャンピングカーというとF1のパドックなどで使われてる大型のものを想像する人も多いでしょう。あのような大型のキャンピングカーはモーターホームと呼ばれていて、ホテルのセミスイートなみの装備を持っています。寝室とリビングダイニング、キッチンがあり、シャワーやトイレも完備しているものがほとんどです。車内の移動も身体をかがめることなくできるような余裕あふれるサイズ設計になっています。
対して軽自動車のキャンピングカーの場合はあくまでも車中泊を快適に行うためのクルマというように考えるといいでしょう。キャンプというとバーベキューをしたり、アウトドアレジャーを楽しんだり……というようなことをセットにしないといけないと考えている方も多いようですが、そんなに肩肘張らずに移動するための施設として使うのがベストです。狭い車内で料理をすれば車内の温度は急激に上がりますし、匂いや汚れの心配もあります。多くの軽キャンパーオーナーは、料理や食事は車外(外食も多く利用)、お風呂は公衆浴場や日帰り温泉を利用という方が多いのです。
快適な睡眠を手に入れるための数々の改造
軽キャンパーをはじめ多くのキャンピングカーで見かける改造のひとつにルーフのポップアップ化があります。限られたスペースのなかで移動も睡眠もこなさなくてはならないキャンピングカーは停車時にどれだけスペースが広げられるか? が大きなポイントです。キャビンを引き出してスペースを広げたりと色々な方法がありますが、わりと簡単にスペースアップが可能なのが、ルーフを跳ね上げるポップアップルーフという手法です。ルーフの上が寝室になるので、車内に荷物があってもフラットなベッドが手に入ります。
キャンピングカーの快適性を決定する大きな要素が室温です。冬の寒さ、夏の暑さを克服するには空調機器が重要です。クルマのエアコンやヒーターをずっと使っているのはアイドリング禁止条例に違反するのでNGです。車内で空調を使うのにもっともいい方法が、100V用のエアコンを装着、外部AC端子を付けるという方法です。キャンプサイトなどにクルマを止め、100Vの供給を受けて車内のエアコンを作動させるというものです。ヒーターの場合は、車載のガソリンを使って暖めるFFヒーターというものがあります。FFヒーターは吸排気とも車外の空気を使うので、車内の空気がヒーターよって汚れることはありません。
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