走っている以上少しずつ劣化していく
足まわりというのは常に動いているし、走行時には大きな入力が瞬間的に入ることもある。さらにボディという重量物を支えているだけにヘタリやすい部分だ。ただ、ヘタリやすいといっても、徐々に進行するので気がつきにくいだけなのだが、実際は確実に進行しているし、最終症状になると異音などの悲鳴を上げることがある。そんなサスペンションからのSOSについて、代表的な症状を紹介しよう。
1)コトコト音がする
これはブッシュなどの劣化によってガタつきが発生しているから。要はすき間ができてしまっているわけだ。社外品のスプリングにしたときも収まりが悪いと同じような音がするし、ボルトやナットのゆるみも考えられ、増締めで直ることもある。
2)ステアリング切るとギーと音がする
これはタイロッドなどに付いているボールジョイントの劣化が考えられる。内部にグリースが封入されているのだが、グリースが劣化していたり、ブーツが破れて中身が飛び出たりして、潤滑不良が起こっている。
不具合を放置すると車両の挙動が乱れるなど危険な状態も
3)ふわふわする
これはお馴染みのショックアブソーバーの抜け。最近のは性能がよくなり、昔のようにいきなり抜けたり、抜けると派手にふわふわしないので気がつきにくいが、段差を乗り越えたときにふわつきが一度で収まらない。また、コーナーで姿勢が安定しないなどの症状は危険信号だ。ちなみに昔よく見かけたフェンダーを押して加減で判断するというのは迷信なのであしからず。
4)乗り心地が悪化
ブッシュやマウントがダメになりショックを吸収できていないことが考えられる。また雪国では路面に撒かれる融雪剤によってショックアブソーバーが腐食して固着していることもあるので注意が必要だ。事前に潤滑油などを塗っておくといい。
ブッシュの劣化やアブソーバーの消耗など、いずれの理由にしても悪化したものを放置しておくと、コーナリング中に姿勢が乱れたり、ブレーキをかけると挙動がおかしくなるなど、危険な状態になることもある。またガタがひどくて部品が損傷してリペアに大きな手間と費用がかかることも。なんかおかしいなと思ったらすぐに点検してもらうのが、被害を拡大させない方法だ。
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