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業界ニュース 2018.10.16

【ホンダ・モンキー 1979-1984年】6Vだけでもこんなに!? モンキー“限定モデル”の話

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1967年(昭和42年)に量産型のモンキー「Z50M」がリリース。2018年7月には125ccになって復活するなど、モンキーは技術の進歩や流行に合わせて姿を変えてきた。ここでは貴重な初代のリミテッドバージョンに加え、中古車市場でも高値で取り引きされている初期の限定モデルをご紹介しよう。REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)PHOTO●4ミニ.net http://4-mini.net/

「初代限定モンキー」は1979年に登場

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 原付バイク=実用車というイメージが強かった1967年(昭和42年)、赤いパイプフレームにチェック柄に小径ホイール、折り畳みハンドルという、当時のミニバイクの常識を覆したモデルが誕生した。モンキーである。

 登場以来、その愛くるしいフォルムでモンキーの知名度は徐々にアップし、人気も急上昇。「大人が楽しめるレジャーバイク」というイメージがすっかり定着した1979年(昭和54年)、斬新さに磨きをかけたメッキ仕様の初代限定モンキーが発売された。


目立ち度抜群&ド派手なフォルムに当時のユーザーは戸惑った!?

 初代限定車はフレーム、ガソリンタンク、フロントフォーク、スイングアーム、ヘッドライトケース、サイドカバー、チェーンケース等々、あらゆる箇所にメッキ加工を実施。限定車ならではの存在感と高級感をアピールした。

 当時は目立ち度120%のド派手な出で立ちから「ちょっとやり過ぎでは?」という声もあった。しかし蓋を開けてみれば、そんな雑音など何処吹く風。メッキ仕様モンキーはフリークの心をガッチリと掴み、高い人気を獲得した。


初代メッキ仕様には、クラッチ付とクラッチ無しの2種類あり

 初代のメッキ仕様車のポイント。それは1978年に発売された通常モデル(Z50JZ)と同様、
1.クラッチなしの3速自動遠心式
2.クラッチ付の4速手動式
 の2バージョンがリリースされていたということ。

 なお、1はガソリンタンクのデザインがバームクーヘン状の太いスプライト、それに「HONDA」のロゴ+茶色のシート

 2はガソリンタンクのデザインがウイングマーク、これに「HONDA」のロゴ+白系のシートが採用されていた。


メッキ仕様には地域限定モデルも存在

 メッキ仕様モンキーの人気を受け、1982年(昭和57年)に登場したのが、同じくメッキ仕様の「東京リミテッド」。関東地区のみ発売されたという珍しい地域限定モデルだ。

 初代との大きな違いは、ガソリンタンクに「TOKYO LTD」のロゴを配し、クロス模様のシートを採用している点。こちらは初代とは異なり、マニュアル式4速ミッションのみとしている。


プレミア付きのゴールド仕様、当時から新車価格を上回るお値段だった!?

 レジャーバイクとしての確固たる地位を固めた1984年(昭和59年)、シルバーのメッキ仕様を凌ぐゴージャスなゴールドメッキ仕様が5000台限定で発売された。

 この頃には「やり過ぎでは?」という声もなく、ユーザーは「待ってました!」と言わんばかりに過激な外観の限定モデルに食い付いた。
 その食い付きぶりは凄まじく、限定5000台は即完売。その後も人気は衰えることなく、程度の良いものは新車販売価格を大きく上回る高値で取り引きされ続けた。


初代モンキーリミテッド

1979年(昭和54年) Z50JZ

●スペック
全長:1340mm/全幅:600mm/全高:845mm/乾燥重量:58kg/燃料タンク容量:5L/エンジン形式:空冷4サイクルOHC単気筒49cc/最大出力:2.6ps/7000rpm/最大トルク:0.3kgm/5000rpm/変速機:3速リターン(4速リターン)/クラッチ形式:自動遠心式(マニュアル式)/タイヤサイズ:前後3.50-8/発売価格(当時):13万円


 外装パーツに豪華なメッキを施した、モンキー初の特別仕様車「モンキーリミテッド」。東京リミテッドとホワイトスペシャルにはクロス模様のシートが採用されるが、初代はスタンダードと共通。価格は13万円(当時)。現況、タマ数は極めて少ない。ただしネットオークション等じっくりと探せば、程度の良いノーマル車が入手できる可能性大。


★筆者調査による中古車の一例
タマ数:極少
保管場所:物置
程度:良
走行距離:約700km
価格:18万円


1979年(昭和54年)を振り返る

★主な出来事
・ソニーがヘッドホンステレオ「ウォークマン」発売
・東名高速道路の日本坂トンネルで火災事故
・大阪の三菱銀行北畠支店で猟銃人質事件が発生

★流行語
・口裂け女
・省エネ
・日本の家はウサギ小屋

★ヒット曲
・「異邦人」久保田早紀
・「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」西城秀樹
・「燃えろいい女」ツイスト


関東地区のみ発売の東京リミテッド

1982年(昭和57年) Z50JB

●スペック
全長:1340mm/全幅:600mm/全高:845mm/乾燥重量:58kg/燃料タンク容量:5L/エンジン形式:空冷4サイクルOHC単気筒49cc/最大出力:2.6ps/7000rpm/最大トルク:0.3kgm/5000rpm/変速機:4速リターン/クラッチ形式:マニュアル式/タイヤサイズ:前後3.50-8/発売価格(当時):13万8000円


 1979年発売の初代リミテッドの人気を受け、関東地区のみで発売された限定モデルの東京リミテッド。1979年の初代リミテッドと同様、外装には豪華なメッキパーツを採用。ガソリンタンクには「TOKYO LTD」のロゴマークが配置され、価格は13万8000円(当時)。

 初代同様、程度の良い車両は極少だと思われるが、ネットオークション等じっくりと探せば程度の良いノーマル車が入手できる可能性もある。


★筆者調査による中古車の一例
タマ数:極少
保管場所:屋内
程度:良
走行距離:約3000km
価格:20万円


1982年(昭和57年)を振り返る

★主な出来事
・東京のホテルニュージャパン火災
・500円硬貨発行開始
・東北・上越新幹線が開通

★流行語
・イマい
・ネアカ、ネクラ
・逆噴射

★ヒット曲
・「セーラー服と機関銃」薬師丸ひろ子
・「待つわ」あみん
・「北酒場」細川たかし


限定5000台の初代ゴールドモンキー

1984年(昭和59年) Z50JF

 初代ゴールドモンキー(2代目のゴールドモンキーは1996年に限定発売)は圧縮比をこれまでの8.8から10に高め、パワーを2.6psから3.1psに引き上げ。ミッションはマニュアル4速のみ。価格は13万9000円(当時)。

 発売当時から人気が高く、またプレミア価格で入手した人が多かったため、現在でもノーマルのまま程度の良い状態で保存されている場合が多い。初代や東京リミテッドに比べ、ネットオークション市場や中古車市場でのタマ数も多いのがポイント。


★筆者調査による中古車の一例
タマ数:少
保管場所:屋内
程度:良
走行距離:約1300km
価格:17万円


1984年(昭和59年)を振り返る

★主な出来事
・江崎グリコ社長が誘拐(グリコ森永事件)
・ロサンゼルスオリンピック開催
・エリマキトカゲが大人気

★流行語
・くれない族
・マル金、マルビ
・イッキ飲み

★ヒット曲
・「飾りじゃないのよ涙は」中森明菜
・「モニカ」吉川晃司
・「1984」ヴァン・ヘレン

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(MotorFan MotorFan編集部)

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