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業界ニュース 2018.7.27

高級車の車検は高い!は本当か 新車時4000万円「ベントレー」の車検費用は?

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■高級車の車検に関するウワサあれこれ

 新車購入後は3年、それ以降は2年ごとに必ずやってくるのが車検です。クルマに乗る以上避けられないこの車検制度によって、日本を走るクルマは良好な状態を保っていられるとされていますが、ユーザーにとっては出費が痛いというのも事実です。

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 何よりも不安なのは、実際にいくら掛かるか予想しにくいということです。台数が多く、たくさん走っている車種であればインターネットである程度の情報は得られます。

 しかし、数がそれほど多くない高級車や、希少車であればなかなか情報も得られません。憧れの高級車を手に入れようと思っても、車検費用など維持費の面で尻込みしてしまう人もいるかも知れません。

 ここでいう車検費用とは、自動車重量税、自賠責保険料(24カ月)、印紙代を合わせた「法定費用」と、車検を通すため必要に応じて行う「整備費用」を合計したものです。

 法定費用は、クルマの重量などによって決定されるので事前に金額を把握することが可能です。整備費用については、クルマの状態によって異なるので、費用を予測するのが難しいのが普通です。

 特に、高級車は「部品代も高い。輸入車の場合は海外から取り寄せるのでもっと高い」といったものから「高級車に乗る人は金持ちだから、車検代は必然的に高くなる」といった首をかしげるようなものまで、さまざまなイメージで語られますが、実態はどうなのでしょうか。

■1996年式のベントレーの場合はどうか

 高級車といって思い浮かべるものは人それぞれです。今回は、1996年式のベントレー「コンチネンタルR」のオーナーさんに話を伺いました。

 ベントレーと言えば、いうまでもなく世界最高級のブランドのひとつです。「コンチネンタルR」の新車販売価格は、約4000万円という当時最も高額な市販車でした。

─―ベントレーはいつ頃購入されたのですか。

 2014年に中古で購入しました。新車販売時の価格からすると驚くほど安い値段で購入できましたが、やはり維持費の面が心配だったのは事実です。日々のガソリン代や駐車場代もさることながら、車検や整備費用に関する情報があまりに少ないのが不安でした。あったとしても「100万円は覚悟しておけ」というような非常に大ざっぱなものでした。

──実際にはどのくらいの車検費用がかかったのでしょうか。

 私の場合、最初の車検でかかったのは、すべて合わせて約23万円ほどでした。この中には、法定費用や工賃、部品代がすべて含まれています。ベントレーの場合、どうしても車重が重いので自動車重量税が高く、18年経過のためさらに高くなります。

 そのため、法定費用は約9万円かかりました。また、個人的なこだわりから、バッテリーとエンジンオイルだけは最高級品を使用したので、部品代は約6万円でした。車検基本料と作業工賃は合わせて8万円ほどです。

─―車検はどのような店で行ったのですか。

 ベントレーのようなクルマの場合、数は少ないですが専門店が存在します。そうしたところで車検整備を行うのが普通です。しかし、そうした専門店では、専門店であるがゆえに必要以上に整備をしてしまうことも少なくないため、結果として費用が高くなりがちです。そのため、純粋に車検を行ってくれる大手の自動車用品販売店に依頼しました。

─―専門店でないことによる不安はありませんでしたか。

 もちろん、事前にベントレーを扱えるのかどうかという確認は入念におこないました。高級車といっても基本的なクルマの構造は変わりませんから、ベントレー特有の部分さえ理解していれば、ほとんどの場所で対応することはできるはずです。

 ただ、一部パーツについては、入手困難とのことでしたので、私の方で海外から取り寄せました。いまは、インターネットや物流が発達しているので、3日から4日で届きました。

─―その後、クルマの調子はどうですか。

 車検で手を加えた部分はとても快調です。いまのところ満足しています。

■100万円を渡して安心を買う

 ここで聞いた話はあくまで1つの事例であり、すべての高級車に適用できるものではありませんが、1996年式のベントレーという、とてつもなく高額な車検費用が想定されるクルマであっても、ほどほどに抑えることは可能です。

 では、なぜ、「100万円は覚悟しておけ」というような話が出てしまうのでしょうか。前述のオーナーさんは、次のように説明してくれました。

「ベントレーなどの高級車の場合、必要であれば車検費用に100万円を支払うことのできるオーナーが多いのも事実。そこで、店側も車検の機会に、あらゆる付加価値を加えて整備や内外装の修復を行うのです。

 オーナーからしてみれば、信頼できる店に預けておけばあとはすべて最高の状態に仕上げてくれる、という点にメリットがあります。つまり、100万円渡して安心を買うのです。

 一方で、手間と時間をかければ、安く仕上げることは可能です。ただ、ベントレーのような高級車を所有するオーナーの場合、多忙な方も多いでしょうから、車検整備に時間を掛けて節約するよりも、お金を払ってお店に任せてしまい、自身は仕事に勤しんだほうが、結果としてメリットはあるのだと思います」

 ベントレーという高級車のオーナーさんの話を聞いてみてわかったことは、「高級車=車検が高い」という単純な話ではなく、高級車であればあるほど車検にお金をかけること“も”できる、ということでした。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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みんなのコメント

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  • bal*****|2018/07/27 07:20

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    検査費や基本料金は車の車格(排気量や重量)に応じた費用が掛かるから同じ。違うのは点検整備費。ディーラーや店によって様々だし、部品交換もすれば更に高くなる。こんなん、車乗る人だったら普通知っとるだろ?
  • y6g*****|2018/07/27 07:45

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    ベンツCクラスに乗っていた頃の車検は行きつけのGSでやって貰い、強制保険料込みで10万円ほどでした。交換部品もほとんどGSで調達できていたので不自由は感じなかった。
  • mog*****|2018/07/27 06:49

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     前にも同じ記事が在ったような…。
    例え軽自動車でも、(ディーラーとかの)専門店で診てもらったら高いワケで
    特別に変わった内容では無いかな。

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