軽油とガソリンを間違えたら走行せずに燃料を入れ換える
ガソリンスタンドが廃業するのを、最近良く見かけるようになりました。ハイブリッドカーだけでなく、通常のエンジン車の燃費も向上していますから、ガソリンの消費量そのものが少なくなっています。
資源エネルギー庁によれば、ガソリンの流通量はピークだった2004年に6147万kLでしたが、2018年は5000万kL前後と予想されています。当然、ガソリンスタンドの数も少なくなるはずで、6万店を超えていたのが、2016年には3万店プラスαといった感じです。しかもそのうち約1万店は、運用コストの低いセルフスタンド。3分の1がすでにセルフスタンド! という時代なんですね。
セルフスタンドだからこそ発生するトラブルは、油種の間違いです。「軽自動車だから軽油を入れた」なんていうオヤジギャグ感満載のボケも、現実に発生しているようです。
もし間違って軽油を入れてしまった場合、ガソリンタンクの燃料を完全に入れ換えてください。おそらく、その瞬間はエンジンがかかると思いますが、そのまま走らせてしまうとエンジンにダメージが出る可能性があります。早めの対処が重要です。
逆にディーゼル車にガソリンを入れると、かなり大変なことになります。最近のディーゼルエンジンには、燃料を高圧で噴射するためのコモンレール式やユニットインジェクター式が採用されていますね。これが最大2200気圧という、超高圧なんです。ガソリンエンジンの場合には300気圧程度が限界なんですが、その差は燃料の性質なんです。
高圧にするためには高圧ポンプが必要になり、またそれに対応するインジェクターが必要になります。高圧ポンプや高圧インジェクターを機能させるためには、ポンプやインジェクターのクリアランス(隙間)に燃料が入り、磨耗を抑える必要があります。ここで燃料の潤滑性が問題になります。入り込むには高い潤滑性が必要なのですが、この潤滑性が軽油は高いのですが、ガソリンは低いんですね。
ディーゼル車にガソリンを入れてしまうと、潤滑性の低い燃料が燃料噴射系に入っていくことになります。その状態で走行してしまうと、ポンプもインジェクターもあっという間に磨耗してしまい、あるいは焼きついてしまい、故障してしまうのです。そうなると高価な修理費用がかかります。セルフスタンドでは、油種をしっかりと確認しましょう。
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