ゴムの硬化で雪上や氷上でのグリップ力が下がる
スタッドレスタイヤの寿命の目安となるのは、「摩耗(溝)・鮮度・ゴムの劣化(ひび割れ、硬化) 」の3点。摩耗に関しては、プラットフォームが露出するまではOK。逆にいえば、プラットフォームの露出=溝の深さが新品時の50%未満になってしまうと冬用タイヤとして使用不可となる。走行距離でいえば、ウインターシーズンだけの装着で、1万5000kmぐらいが限度だろう。
【意外と知らない】新品タイヤはナラシ走行をしないと寿命が短くなる!
鮮度も非常に重要で、タイヤが製造されてから(製造時期はタイヤのサイドウォールに刻印されている)、3~5年。新品を装着してから4シーズンぐらいが交換時期。そしてゴムの劣化。スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べてゴムが柔らかいというのが大きな特徴。この柔らかさが経年劣化で失われ、固くなってしまうと、雪上、氷上でのグリップ力は期待できなくなる。
タイヤ専門店などにある、専用のゴム硬度計でトレッド面のゴムの硬さを測定し、硬度が60以上なら即交換。55~60で要注意。ちなみに新品のスタッドレスタイヤの硬度は、45以下といったところ。ひび割れの有無も非常に重要。
走り方、メンテナンス、保管方法の良し悪しでかなり変わるが、とくに低い空気圧で走っていたクルマは、クラックが入りやすく、ゴムが弱っている可能性が大。溝があっても、タイヤにクラックが入っていたり、硬度が60以上のタイヤは、買い替えを検討したほうがいいだろう。
ちなみにゴムの硬化やひび割れなどは、3シーズン以上使うと顕著になってくる。このように劣化したスタッドレスタイヤは、たとえ溝が十分残っていたとしても、雪上・氷上でのタイヤ性能はすでに半減している。
つまり制動力、旋回性能、発進時のトラクションなどのタイヤの基本性能が、新品時の50%以下になっているということ。クラックなどは最悪バーストにもつながるので、タイヤだけは、とくにスタッドレスタイ ヤはケチケチせずに、安全最優先で早めに取り換えることをおすすめする。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
アンダー150万円!? スズキ「軽バン」が凄い! 完全「爆睡仕様」に驚きの声…!? どんな人が買う? 見た目はド派手グリル採用の「スペーシア」とは
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
史上最恐の盗難ツールとして話題の[ゲームボーイ]だが……ほぼ100%盗まれない方法は果たしてあるのか!?
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?