プラットフォームを完全一新する大胆なモデルラインアップの整理で注目されているボルボが、コンパクトモデル用プラットフォーム「CMA(コンパクト モジュラー アーキテクチャー)」のバリエーションとなる、ピュアEVシャシーを発表しました。これはモジュラー構造にしてマルチパワートレーン対応という同社の新プラットフォームに最初から織り込まれていた展開です。
親会社のジーリー(Geely)が中国企業なので、重大発表の場は上海ショーとなったわけですが、このピュアEVがジーリーによって中国で生産され、世界で売られるというのも大きな理由。その背景には、EVの販売促進に注力する中国が近い将来、世界最大のEV消費国になりそうだ、ということもありそうです。市販モデルの発売は2019年。ボルボは2025年までに、EVとハイブリッドを世界で合計100万台販売するとコミットしています。
画像を見た感じでは、床下と、後席下の燃料タンクが置かれる位置、センタートンネル部分などにバッテリーパックが積まれ、いわゆるエンジンベイの低い位置に駆動モーターをセット。プラットフォーム設計の最初からEV化を織り込んでいるだけあって、コンパクトで低重心、コンポーネンツ配置もクリーンです。バッテリーパックを床幅いっぱいにまで広げないのは、もしかしてサイドクラッシュなど、衝突安全性能を気にしてのことかもしれませんね。容量約100kWhのリチウムイオンバッテリーによってほぼ400kmの航続距離を実現するといわれています。
ジーリーが生産するEVの名前など具体的な情報はまだありませんが、最終的にはCMAを使ったボルボのモデルファミリーにも追加されることになりそう。世界的にプラットフォームのモジュール化が進んでいますが、中でも大胆な戦略を進めるボルボの今後に注目であります。(編集T)
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