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高級車メーカーのボート自慢がヒートアップしてる件

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高級車メーカーのボート自慢がヒートアップしてる件

お金持ちといえば高級車にヨット&ボート。そう、このところ高級自動車メーカーがこぞってフネのデザインや製作に関わっているのをご存知でしょうか? そもそもの昔から、有名カロッツェリア(自動車のデザイン工房)はお金持ちのためにスペシャルなヨットをデザインしてきた歴史があります。自動車のデザイン言語や技術って、ヨットやボートにも共通点が多いんでしょうね。そして今は、ブランドイメージを高めるアイコンとしてもフネが注目されてるようです。というわけで、ここ最近で記憶に残る作品を挙げてみましょう。レッツゴー!

まずは、ブガッティからライセンスを受けて製作されるNinietteシリーズの最新作「Niniette 66」。手掛けるのは超豪華ヨットの有名コンストラクター「パーマー・ジョンソン」で、ボディカラーやアーチを描くサイドの形状はスーパースポーツの「シロン」そのもの。全長20mでなんとも贅沢な3名乗り(もっと乗れそう)、最高速度は44ノット、フルカーボンコンポジットの艇体(ハル)を持っています。デッキにはジャグジーや暖炉もセットされていますよ。(写真1、2、6~9枚目)

お次は日本から、今年1月に発表された「レクサス スポーツ ボート コンセプト」をご紹介。手掛けるのはトヨタのマリン事業部で、豊田章男社長も関与したんだとか。スピンドルグリルをはじめ、レクサス・モデルからの直接的なモチーフの引用はないようですが、レクサスモデルのエンジンを採用したり、ブランドのデザインフィロソフィーが流麗なフォルムに活かされるなど、随所にレクサスの特徴が備わるとのこと。全長12.7m、定員は8人、「レクサスLC」などに搭載されている450psを発生する5L V8エンジンを2基搭載して、最高速度は43ノットとのことです。(写真3、10、11枚目)

2016年9月にモナコで公開された「アストンマーティンAM37パワーボート」もご紹介。こちらもアストンの社内デザイナーを筆頭に、「ヴァルカン」「One-77」「DB11」などの製作に携わった熟練工が開発に参加。全長は11.3m、定員は10名、エンジンはマーキュリー社製のディーゼルエンジン(370hp)かガソリンエンジン(430hpか520hp)を搭載可能で、パワーボートを謳うだけあって520hpを搭載する高性能バージョンの「AM37S」の最高速度は50ノット(約92.6km/h)をマークします。(写真4、12~18枚目)

高級車メーカーといえばメルセデス・ベンツもお忘れなく。昨年4月にニースで公開された「アロー460グランツーリスモ」はF1チームのイメージにもなっている「シルバーアロー」がテーマ。手掛けたのはモナコのヨット・ビルダー「シルバーアローズマリン」と、航空機や住宅など様々なデザインを手掛ける「メルセデス・ベンツ スタイル」。メルセデスのデザイン言語を多用しつつ、シルバーアローという名称を生んだ1930年代の伝説的フォーミュラカー「W25」を思わせるような、レトロクラシックなフォルムに仕上げています。全長14m、430hpを発生するヤンマー製ディーゼル2基を搭載し、速度は28~38ノットをマーク、定員は10人とのこと。(写真5、19~22枚目)

というわけで、これからも続々と登場しそうな高級メーカーのヨット&ボートに期待であります!
(編集T)

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