はじめは冗談かと思ったジュネーブモーターショーでのグッドイヤーのコンセプトタイヤ発表ですが、クリス・ヘルセル グッドイヤー・チーフ・テクノロジー・オフィサーはこう語っています。
「都市交通や渋滞による課題に直面しているモビリティ企業がその答えを空に求めている状況から、グッドイヤーの高度なタイヤ構造とそれを可能にする素材研究の対象が、従来の路上走行のためのタイヤ機能と空中での推進システム機能の両方を併せ持った車輪のイメージに繋がってきました」
こんな未来感に溢れる研究をタイヤメーカーのグッドイヤーが真剣に行っていたことも意外ですが、コンセプトタイヤの特徴をみるとさらに驚かされます。
このエアロは車両を持ち上げるための揚力を与えるファンブレードとしての機能をもち、構造を見ればわかるとおり非空気式(エアレス)となっています。タイヤ(ホイール)は摩擦がなく高速回転できる磁気推進力を使い、路上走行はもちろん、車輪を水平に傾けることで浮力や、前方に推進する力を得られるとしています。
もちろんAIも活用され、センサーで得られたタイヤの使用状況や、車両間および車両とインフラ間で伝達される情報を分析し、地上走行と飛行の選択に関するリコメンドやタイヤに関する諸問題を察知・解決することもできるそうです。
まだ実現には多くの課題がありそうですが、かつてバック・トゥ・ザ・フューチャー PART2で未来として描かれた世界がすぐそこに…、と考えるとちょっと楽しみになってきました。
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