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まだ買ってない人は見ておきたい。スタッドレスタイヤはどう選ぶ!?【連載|SWドレナビ的クルマinfo.005】

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まだ買ってない人は見ておきたい。スタッドレスタイヤはどう選ぶ!?【連載|SWドレナビ的クルマinfo.005】

【連載|SWドレナビ的クルマinfo.005】
スタッドレスタイヤどれを選ぶのが正解!?

スタッドレスタイヤとはご存じのとおり、雪が積もった路面や凍った路面での走行性能を重視した冬用のタイヤ。でも、スタッドレスタイヤはタイヤメーカー各社がラインアップしていて、種類が多く、正直どれを選んだら良いのか分からない。冬の少しの間だけなのでとにかく安くしたい。毎年必ず積もるので安心できるタイヤがいい、実際に性能に違いがあるの? などの疑問も多いかもしれない。今回は、そんなスタッドレスタイヤの選び方について紹介しよう。

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なにはともあれ、まずはサイズ

スタッドレスタイヤを選ぶときにまず考えないといけないのはタイヤのサイズ。当たり前だがタイヤとホイールはセット。タイヤだけ交換するとなるとサマータイヤのときに履いていたホイールに、スタッドレスタイヤを付け替えて装着することになる。現状、インチアップしている場合は、そのインチアップしたホイールに合うサイズのスタッドレスタイヤが必要になってくる。しかし、スタッドレスタイヤにはインチアップサイズはあまりラインアップがなく、今履いているホイールが18インチや19インチといったサイズになってくると、そもそもスタッドレスタイヤのサイズがあるかどうかも不安なところ。タイヤのサイズが不安な場合や、冬になるたびにタイヤとホイールの脱着が面倒という人は、ホイールとセットで交換するのが一般的でお薦めだ。インチアップユーザーは、インチアップ時に不必要となった純正ホイールをスタッドレスタイヤ用とすることが多い。これであればホイールを新たに買う必要はなく、コストが抑えられる。純正ホイールを使う場合は、運転席のドア付近に純正ホイールに対する推奨タイヤサイズが記載されたシールがあるので、それらを参考にスタッドレスタイヤのサイズ(タイヤ径や幅や扁平率)を考慮して選択しよう。インチアップやインチダウンなどに伴いサイズが不明な場合は販売店などで相談することをお薦めする。

クルマのボディタイプ別で選ぶ

軽自動車からセダン、ミニバンといったようにクルマはボディタイプで大まかに分類することができる。最近ではミニバン専用スタッドレスタイヤというように、それぞれのボディのタイプに合わせた性能を持ち合わせた設計をしているタイヤがあるのだ。例えばミニバン専用となると、走行中フラフラとなりがちな背の高いミニバンに対して、タイヤの内部やサイドウォールの構造に独自の技術を採り入れ、走行時の安定性やしっかり感を実現させるような設計がなされているなど、ボディタイプに応じた特性を持つスタッドレスタイヤは多くなっている。自分のクルマのボディサイズにあったものがあるのであれば、そういったものを選んでみるのも良い。

ミニバン専用スタッドレスタイヤ
トーヨー・ウインタートランパスTX、
SUV・4×4用スタッドレスタイヤ
ブリヂストン・ブリザックDM-V2、トーヨー・オブザーブGSi-5、ダンロップ・ウインターマックスSJ8、グッドイヤー・アイスナビSUV、ヨコハマ・アイスガードSUV G075、

スタッドレスタイヤの性能で選ぶ

冬場の少しの間だけなので最低限のスタッドレス性能があればよいという人もいるかもしれないが、性能面や耐久性などを考えるとやはりしっかりとしたモノを選ぶようにしたいところ。安易に購入してしまったために、使用状況により性能が充分に発揮できずに事故してしまったりと、結果、安物買いの銭失いとならないためにも性能面を気にしておきたい。性能で選ぶのはなかなか難しいところもあるかもしれないがスタッドレスタイヤのタイプとして、吸水タイプと撥水タイプがあることを理解しておくだけでもそのタイプに応じて選べる。吸水タイプはその名の通り凍った路面とタイヤとの間で吸水するタイプで、撥水タイプは水分を撥水することでグリップ性能を高めるタイプ。雪上におけるタイプ別での差に大きな違いはないものの氷上においては性能に違いが出る場合が多く、従来は吸水タイプが主流だったが最近では撥水タイプも性能の向上が著しいようだ。自分の住んでる地域でアイスバーンのような路面が多いようであればそういった路面に対して効果が高いものを選ぶのがベストだろう。

とにかく安くなら通販という手も

おおよそどんなスタッドレスタイヤにするのがベストかは分かってきたが、いざ購入するのであれば、少しでも安く購入したいと思うのは誰しも。そんな時には通販という購入手段もある。店舗を持っていない通販は、それらにかかるコストが無い分、商品の販売価格が安いところが多い。自分でジャッキアップして取り付けが出来るようであれば通販という手段もあり。しかし、タイヤの性能面やサイズなどプロの意見を聞きたい、自分で装着できないといった場合は、迷わず販売店に足を運ぶことをおススメする。自分にあったスタッドレスタイヤを上手く選んで安全な冬のドライブをしたい。

[Text by 藤本壮啓 スタイルワゴン・ドレスアップナビ]

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