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カー用品 2018.10.1

「ポータブル電源システム」は災害時の電源まで確保できるスグレモノだった

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災害時、スマホのバッテリー切れを防いで情報収集が可能に

キャンピングカーは専用の電源システムを持ち、エンジンを作動させなくてもサブバッテリーから必要最低限の電気を得られるが、乗用車やオートキャンプなどでは電源を確保するのが難しい。先頃の北海道胆振東部地震では、大規模停電により、テレビからの情報を得るのが難しくなったり、通信手段の携帯電話や情報収集のメインになりつつあるスマホのバッテリー切れに悩む方々が多数いた。そこで注目されているのが、車中泊やテントキャンプなどで活用されているポータブル電源システムだ。

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ソーラーパネルで充電するモバイルバッテリー

最近はスマホ用のソーラーパネルで充電する超小型のモバイルバッテリーを常備する方が増えているが、このタイプの中にはラジオやLEDライト付きの機種があり、通常はラジオとして使い、夜間は懐中電灯として活用できて便利だ。ただ小型のタイプは一般的なスマホを1~2回程度のフル充電する能力しかないので、太陽光に毎日6時間当てておかないとバッテリー切れになりやすい。そしてアウトドアの専門家たちが最近愛用しているのがUSBでもソーラーでも充電可能な高輝度ランタンやサーチライト類。

左がソーラー充電式サーチライトと右は2ウェイライト。どちらもUSB充電及び出力がありスマホなどの充電が可能だ。

なかでも充電した電力をUSBで給電できるタイプが高評価で、車内で日中に太陽光の当るフロントガラス内側に置いて充電を行ったり、テントキャンプならテントの外で充電できるので非常に便利。このタイプの多くは、一晩中に渡り非常に明るい光を供給できる機種が多く、その分だけ容量の多いバッテリーを内蔵しているので、フル充電状態なら一般的なスマホを3~4回程度充電可能な機種が多い。また、USBからの充電が可能なので、曇ってソーラー充電が不可能でも、クルマがあればシガーソケット用のUSB給電器を用いることで、カーバッテリーからの充電が可能となり、災害時に停電しても、夜間に明るい光を供給してくれるので助かる。

軽量で高性能なリチウムイオンバッテリー

さらに災害用や長期のテントキャンプで注目度が非常にアップしているのが、家庭用のAC100、カー電源のDC12V、さらにソーラーパネルでも充電でき、USB、DC12Vに加え家庭用のAC100Vの出力コンセントを備えたポータブルバッテリーだ。以前はサイズがポータブルでも、バッテリー本体に鉛蓄電池を使った製品が主流。充電能力120Wで総重量は10kg近くもあったが、最近は軽量なリチウムイオンバッテリーを使った製品が主流となりつつあり、写真の150Wタイプは総重量が1.5kg弱と非常に軽く、サイズもティッシュペーパーの箱2個分よりも小さい。充電容量が150Wと言ってもピンと来ないだろうが、車載用(DC12V)の30W冷蔵庫なら5時間稼動させられる。実際に車載用30W冷蔵庫を夜間に外気温25℃で稼動させたところ、冷蔵庫内が冷えると消費電力が少なくなり、12時間以上稼動した。キャンプで夜間に高輝度LED照明を2機使いポータブルテレビを6時間稼動。1日2台のスマホを充電させた実験では、バッテリー消費量は50%未満にしかならなかった。この機種はソーラーパネル(15V2A)で7~8時間でフル充電するので、晴天下で丸1日の充電でキャンプでの夜間使用で2日間以上賄えた。

入手時にはBMSの有無と制御システムをチェック

このような出力が3ウェイタイプのポータブルバッテリーの長所は、家庭用のAC100Vが使用可能な点で、電気カミソリなどの小電力タイプの家電品が使用できたり充電できることにある。だだ電子レンジなどに対応する高電力タイプは車載用リチウムインオバッテリー同様に非常に高価となり、2~3年前は1kW対応タイプが10万円台であったが、BMS(バッテリー・マネージリング・システム=充電管理回路)の不備による発火が問題となり、生産中止となっているので、入手時にはBMSの有無と制御システムの評価に注意したい。

防災用として注目されているソーラーシステム

このBMS問題をクリアした持ち運びしやすいポータブル電源は、容量600Wタイプまであるので、災害による長期避難にも活用できる。これらのポータブル電源は充電が3ウェイ方式を採用しているので、普段は家庭用のAC100Vで満充電状態にしておき、クルマでの移動ではシガーソケットからのDC12Vを使い、停車中やテントキャンプではソーラーパネルで充電するのが一般的。しかし乗用車やキャンプで一般的なソーラーパネルを持ち運んで設置するのは困難だろう。だが最近ではアウトドアでも簡単に持ち運べる折り畳み式のソーラーパネルがあり、写真の9面タイプは折畳むと週刊誌サイズになり、拡げるとパネル部分は約1.5mになる。出力も60Wあり、出力は弱くなるが駐車中にクルマのフロントガラスの内側に展開したり、キャンプ中はテントの外に下げて充電できる。このようなソーラーパネルは様々な出力のタイプが多数出回り始め、防災用品としても注目されている。

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(Auto Messe Web 『Auto Messe Web編集部』)

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