「ロイヤルファントム」のレアコーデ術 US鍛造22インチを履くデモカーに迫る
日本では見ることのない『プライオールデザイン』のエアロを装着し、唯一無二の個性を発散させるAMG S63。そのレアなフォルムから放たれる存在感の魅力に迫る。
過激なエアロメイクで注目を集める『プライオールデザイン』だが、源流はドイツのチューナー。 日本では知るヒトぞ知る存在だ。現行型のSクラス(W222)用のエアロキットが登場した際には大きな注目を集めたが、現実として導入となれば極めてハードルが高い印象だった。しかし、このレアなブランドを輸入して”AMG S63″に装着した日本のショップがある。静岡県の「ロイヤルファントム」だ。 デモカーのテーマは「誰もやっていないコトを追究する」こと。結果、バンパーの仕上げとしてダクト部分が塗り分けられているが、マットブラックではなくあえてグロスブラックで塗り分け。 品位を保つスタイリングをボディ全体に浸透させたというワケである。
さらにホイールはアメリカの鍛造ホイールブランド、『リネン』の22インチを履く。 しかも、このデザインはもともと3ピースと2ピースには存在したが、今回初めて1ピースで製作されたもの。というのも、ブレーキキャリパーとのクリアランスを稼ぐために、あえて1ピースを選んだというワケだが、22インチの大きさとの相乗効果でかなり目を惹くスタイリングへと進化した。
ブラッシュドの『リネンM55D』はディレクショナルデザインが特長。 ブレーキは『スポーツライン』のブレーキキットをインストール。フロント・リアともに6ポット、ローター径は410φを奢る。
大開口部を誇るバンパースポイラー。オプションのLEDユニットを両側開口部にインストールし、さらりとインパクトを稼ぐ。
トランクスポイラーはブラックアウト。ホワイトのボディカラーのなかでもしっかりとアピールできるように演出させた。
リアはディフューザー部分を変更している大型のフィンが疾走感絶大。AMGのマフラーとも相性はバッチリ。バルブ付きセンターマフラーも採用された。
SPEC エクステリア:プライオールデザイン・Fバンパー/Sフリッパー/Rディフューザー/デイライト/フェンダー/トランクスポイラー ヴァルド・ルーフスポイラー ホイール:リネンM55D(F9×22 R11×22) タイヤ:ピレリP-ZEROネロGT(F255/30 R295/25) チューニング:オリジナル・ロワリングキット ミラクル・マフラー ブレンボ・キャリパー+ビッグローター
ロイヤル・ファントム TEL055-941-5211 http://www.royal-phantom.com/
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