2月22日、MotoGPに参戦するレプソル・ホンダは2021年シーズンに向けたチームローンチイベントを実施。昨シーズン怪我を負い、回復に努めているマルク・マルケスはこのイベントに登場し、復帰の時期がいつ頃になるかは分からないと語った。
マルケスは昨シーズン、7月の第2戦スペインGPでクラッシュを喫すると、右上腕骨を骨折してしまった。その後手術を受けるも、第3戦アンダルシアGPに復帰しようとしたことで患部に負荷がかかり、2度目の手術が必要となった。
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さらに悪いことに折れた骨が偽関節の症状を呈していたことで、マルケスは昨年12月に3度目の手術を受ける必要があった。
マルケスは2021年1月末にはトレーニングを再開させ、ホンダも回復は順調に進んでいると明かしていた。しかし復帰時期については明かされてこなかった。
そして22日に行なわれたチームローンチイベントに登場したマルケスは、回復は日に日に進んでいると語った。しかし医師も、そして自分も、再び走れる様になる日がいつかは分からないと明かした。
「ああ、もちろんステップ・バイ・ステップで良くなっていると感じるし、回復は順調に進んでいる」と、マルケスは言う。
「ドクターのところへ行くたびに良い知らせがある」
「これは本当に重要なことだ。なぜなら去年1年はとても長く、タフなものだった。でも今は理学療法士やドクターと共に、身体の状態に合わせて家での取り組みを少しずつ増やそうとしているんだからね」
「ただ僕も、そしてドクターたちも、いつ準備が整うかは分かっていない」
「だけどいちばん大事なのは毎週……毎日ではなく、毎週良くなっていると感じていることで、できるだけ早くバイクに戻ることについては楽観的だよ」
「でもそれがいつになるか、正確には分からない」
長期間バイクから遠ざかっているマルケスだが、復帰時にはどんな状態の自分になると予想しているのか? そう訊かれた彼は次のように答えている。
「大きな怪我をして9ヵ月や10ヵ月もバイクから離れているのは僕のキャリアでも、人生の中でも初めてのことなんだ」
「復帰して初めて乗るときには、確かに100%の状態ではないだろう。(100%の状態は)骨も筋肉も100%になる必要があるからね」
「様子を見てみよう。もちろん以前と同じ様なスタートをして、ベストな復帰になることを思い描いている。でもそうなるのは難しいだろう」
「1戦、2戦とこなし、シーズンの半分を過ごして、そして(以前の)マルクと同じになれるかを見ていくことになるだろうね」
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