現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ベントレープロデュースの高級家具に新作追加。大理石を再利用した革新的ファブリックも登場!

ここから本文です

ベントレープロデュースの高級家具に新作追加。大理石を再利用した革新的ファブリックも登場!

掲載 更新
ベントレープロデュースの高級家具に新作追加。大理石を再利用した革新的ファブリックも登場!

ベントレー車の世界を自宅にも

ベントレーは2013年より、「ベントレー ホーム」と銘打つコレクションで、アームチェアやシェルフ、ベッドといったファニチャー全般を取り扱ってきた。ベントレー車に共通する職人技術や風格、優美なデザインを備えた家具は、高級車を所有する生活全体を俯瞰して演出するという、ベントレーの思想を反映している。

ポルシェ マカンの新型プロトタイプが公道テストを開始! フルEVとなるマカンの開発背景を追う

今回、その「ベントレー ホーム」に、新たに4種類の新作が追加された。いずれも、昨今のプロダクトデザインの潮流である「独創的な仕上げ」と「革新的な素材」を採用しているのが特徴。

職人技術がエアブラシで描く“グラデーション”

新コレクションに使われている注目の技法が、「デグラデ(フランス語でグラデーションの意)」と呼ばれるラッカー塗装仕上げ。複雑で繊細な工程を経て、緩やかに融け合うような濃淡を表現する独特の表面加工には、高い職人技術が必要とされる。

まずは加工対象の木材へ、慎重に手でニスを塗布したうえで、匠レベルの職人がエアブラシを使って絵画を描くようにラッカーを吹き付けて美しいグラデーションを生み出していく。たっぷり時間をかけて塗装を行った後、さらに深みと硬質な面を作り出すために細やかな磨きを実施。さらに4層ものニスが重ねられたうえで、最後の磨きをかけてようやく完成する。

大理石の粉塵をファブリックに再利用

「MARM/MORE」と名付けられた、特許取得済みの革新的なファブリック素材を使っているのもハイライトのひとつ。これは、大理石の加工時に生まれる粉状の塵を再利用するというエコ志向なマテリアルだ。廃棄物の削減に繋がるサステナブルなマテリアルを生み出すことは、製造業界における重要なトレンドである。

原料となる“粉”は高品質な大理石のものを厳選。粉自体はイタリア産であり、それをファブリックの張り地に仕上げる工程もイタリアで行なうため、純粋なるメイド・イン・イタリーの新素材といえる。原料の“粉”は特別な複合材とミックスされ、コットン織物と組み合わせることでユニークな肌合いのファブリックとして生まれ変わる。

「MARM/MORE」にはライトグレーとナチュラルグリーンの2色を用意しており、いずれもマットな質感が特徴的。この革新的なファブリック地は、今回の新コレクションにはもちろん、既存の家具の張り地に選ぶこともできるという。

テレワーク時代を意識した「デスク」も登場

新コレクションの目玉となるアイテムが、「Styal Desk」と呼ぶ大胆なデザインのデスク。テレワークや在宅での仕事が注目を浴びるこのタイミングで、「ベントレー ホーム」も仕事用のアイテムをいよいよ投入した。

「Styal Desk」は優雅なカーブを描く3mに及ぶ木製フレームのデスクに、レザーもしくは木目仕上げのサイドボードがセットとなる。「デグラデ」塗装の美しい木製デスクは4分割構成で仕立てられており、それぞれの境界線はメタル仕立てが基本で、さらにレザーやウッドで装うこともできる。

2人掛けソファもコレクションに初登場

「Aldford Table」は長方形、もしくは円形の2タイプをラインナップ。根元に向けて優雅にシルエットを変化させる脚部にも、注目の「デグラデ」塗装を使用。テーブルトップの基部には光沢仕上げのブラック塗装面と、メタル仕上げ面の2層が組み合わされ、軽やかでありながら奥行きのあるムードを作り上げている。天板は2種類の大理石、3種類の木材から選ぶことができ、木材にはすべて「デグラデ」塗装を組み合わせることが可能。

シートを浮かせるように配置した独創的な「Ramsey」ソファもまた、流れるようなフレームのシルエットが目を惹く逸品である。昨今の住宅環境を考慮し、「ベントレー ホーム」には初となる2人掛け仕様も用意。フレーム部分はウッドパネルだけでなく、レザー、または「MARM/MORE」仕上げとすることもできる。

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
アウディ Q6 e-tronの中国専用「ロング版」はただ長いだけじゃない…広州モーターショー2024
レスポンス
タナク総合首位。勝田貴元はステージ優勝2回で総合3番手まで0.1秒差|WRCラリージャパンDAY2午後
タナク総合首位。勝田貴元はステージ優勝2回で総合3番手まで0.1秒差|WRCラリージャパンDAY2午後
motorsport.com 日本版
<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
<新連載>[失敗しない初めてのスピーカー交換]ツイーターだけを“追加 or 交換”するのは、アリ!?
レスポンス
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
レッドブル、リヤウイングのスペック選定でミス?「空気抵抗が大きすぎる上に、この1スペックしかない」
motorsport.com 日本版
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
約270万円! ホンダ新型「“4.8m級”セダン」登場に反響多数! 斬新「光るボンネット」採用の「“迫力”顔マシン」に「近未来的」の声! 天井はほぼガラスな“超開放感”内装もスゴイ「L」中国で発売し話題に
くるまのニュース
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
ドーナツターン追加や坂の角度が緩やかに。ラリージャパン2024豊田スタジアム特設コースの変更点をチェック
AUTOSPORT web
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
全長5m超えのレクサス高級「“3列シート”SUV」に反響多数! 堂々「カクカク」デザインに「憧れる」「カッコイイ」と熱視線集まる! 広々内装も魅力的な新型「TX」に「日本でも欲しい」の声も
くるまのニュース
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
ポップで個性的なモンスター達が作り出す世界観! SHOEIが「Z-8」にNEWグラフィック「YAGYO」を追加
バイクのニュース
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レクサスのレザーもリサイクルでグッズに、リョーサンがトヨタと共同開発
レスポンス
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
グリーンがアクセントの爽やかコスが素敵! SUPER GTのGreen Braveは2人の「埼玉GreenBraveサポーターズ」が応援します
Auto Messe Web
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
【試乗】新型CR-Vの日本導入は水素燃料電池車のみ! 特殊なクルマかと思ったら実用性十分の「買いやすい」モデルだった
WEB CARTOP
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
ベントレー マリナーの技が冴える「エクスプレッション オブ テクスチャー」。感性を刺激する「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」ベースの特注モデル
Webモーターマガジン
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
motorsport.com 日本版
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
くるまのニュース
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
バイクのニュース
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
レスポンス
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
WEB CARTOP
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
くるくら

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村