第43回鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝レースも6時間が経過し、終盤に突入。トップを走るのは#33 Team HRCで、ホンダ勢として2014年以来となる鈴鹿8耐優勝に近づいている。
レース序盤から接戦を繰り広げていた#33 HRCと#10 カワサキだが、彼らはスタートから2時間過ぎのセーフティカーランの際に別々のSCに先導されることになり、ギャップが拡大。HRCがリードを広げていた。
■鈴鹿8耐:3時間|長島VSレイのエース対決…SCでギャップ拡大/#17 Astemo&#73 SDGがレース復帰
その差を縮めるべく、#10 カワサキのジョナサン・レイはレース3時間過ぎの2回目の走行をプッシュ。2分7秒台のタイムを連発し、チームのファステストラップも更新するなどして、#33 HRCとの差を少しずつ削っていった。
しかし3時間50分経過を前にしたタイミングで、レイは”まさかの”転倒を喫してしまう。二輪用シケインでバックマーカーを処理しようとした際に転倒してしまったようだ。転倒後、レイはマシンを起こすとすぐにコースへ復帰。幸いマシンのダメージは少なく、修復の必要も無いようでそのまま走行し、レオン・ハスラムにマシンを託した。
しかしこの転倒により、首位の#33 HRCとのギャップは更に拡大。#33 HRCの長島哲太が2分7秒台をコンスタントに刻んでいたこともあり、6時間経過時点では2番手ながらもHRCとは2分以上の差になった。
EWCレギュラー参戦組の争いでは#7 YART - Yamaha Official Team EWCが好調をキープ。競り合っていた#1 Yoshimura SERT Motulの日立アステモシケインでのオーバーランなどもあり、差が広がって優位を築いている。#7 YARTヤマハは6時間経過時点では総合3番手を走っている。
なお同じくEWCレギュラー参戦組の#5 F.C.C. TSR Honda Franceは3時間すぎにライドスルーペナルティが科され、タイムを大きくロス。ポジションも下げることになり、YARTやヨシムラから離れた11番手という順位で終盤を迎えた。さらに#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMにも魔の手が忍び寄り、レース4時間経過を前にトラブルが発生してマシンがスローダウン。一度再始動しピットへ戻ったが、最終的にリタイアとなった。
またレース5時間が経過した頃、鈴鹿8耐を最後に引退する#52 TERAMOTO@J-TRIP Racingの青木宣篤が、現役最後のスティントへ出走。多くのファンから声援が贈られる中、安定したペースで走行を重ね、6時間を過ぎたところでピットイン。最後の走行を終えた。
レースは残り2時間とすでに終盤。日没も迫っており、マシンのライトがきらめく環境でいよいよフィニッシュを迎えることになる。
【6時間経過時点のトップ10】
1. #33 Team HRC 160Laps
2. #10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H
3. #7 YART - Yamaha Official Team EWC
4. #1 Yoshimura SERT Motul
5. #104 TOHO Racing
6. #95 S-PULSE DREAM RACING - ITEC
7. #72 Honda Dream RT SAKURAI HONDA
8. #50 TEAM KODAMA
9. #88 Honda Asia-Dream Racing with SHOWA
10. #40 Team ATJ with JAPAN POST
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