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SUVモデルが販売伸ばす! 2022年8月の新車販売ランキング 登録車・軽の新型車の動向は?

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SUVモデルが販売伸ばす! 2022年8月の新車販売ランキング 登録車・軽の新型車の動向は?

登録車 トップ3はヤリス/ノート/カローラ

執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

【画像】スズキ・スペーシア・ベース 内装/デザイン/シートアレンジ【じっくり見る】 全95枚

2022年8月の新車販売の車名別ランキングが発表された(自販連・全軽自協調べ)。

結果を見ると、パーツの供給不足や工場従事者の新型コロナウイルス感染による生産ラインの一時稼働停止の有無が、モデルごとの販売成績にはっきりと表れる形となった。

登録車の8月のランキングは、トヨタ・ヤリスが生産調整の影響で前年同月比24.0%減ながら1万4041台を販売して4か月連続での首位につく。

続く第2位には、今秋にマイナーチェンジを控えるものの、同10.0%増(7871台)を記録した日産ノートが1ランクアップで位置。

第3位には、同3.2%増(7334台)を達成したトヨタ・カローラが、1ランクダウンで入った。

また、第4位には同3.2%減ながら5733台を売り上げたトヨタ・ライズが前月から3つ順位を上げて、第5位には同22.6%増(5275台)を成し遂げた日産セレナが1つ順位を上げてランクインした。

2022年8月 登録車のブランド通称名別順位

1位 トヨタ・ヤリス:1万4041台
2位 日産ノート:7871台
3位 トヨタ・カローラ:7334台
4位 トヨタ・ライズ:5733台
5位 日産セレナ:5275台
6位 ホンダ・フリード:5199台
7位 ホンダ・フィット:5148台
8位 トヨタ・ルーミー:4924台
9位 ホンダ・ステップワゴン:4614台
10位 トヨタ・アクア:4456台

新型車の成績を見ていこう。

エクストレイル販売倍増 SUV勢が伸びる

本年5月に新型に移行したホンダ・ステップワゴンは、前年同月比58.7%増(4614台)を販売して第9位に。

本年1月に全面改良したトヨタ・ノアは、同22.3%増(3766台)を記録して第11位に位置。

また、8月にプラドの特別仕様車を設定したランドクルーザー・ワゴンが、同12.0%増(2869台)を達成して第16位に。昨年12月に一部改良モデルを発売したマツダCX-5は、同113.2%増の2618台を売り上げて第18位に。

7月に全面改良した日産エクストレイルが、同162.3%増(2151台)を記録して第21位に。昨年12月に新型のPHEVモデルを発売した三菱アウトランダーが、同2390.8%増(1619台)を成し遂げて第27位に。

8月にSTIスポーツを追加したスバル・フォレスターが、同28.2%増の1495台を販売して第29位に。8月にマイナーチェンジしたマツダCX-30が、同59.3%増(1211台)を登録して第32位に。

8月に一部改良を図ったスズキ・クロスビーが、同44.6%増(1015台)を達成して第35位に入るなど、SUVモデルが健闘する。

さらに、7月に5MT車の燃費向上を果たしたスズキ・ジムニー・シエラは、同62.6%増の899台を販売して第38位に。

本年1月に一部改良を実施したマツダ・ロードスターは、同51.9%増の899台を売り上げて第39位に。昨年10月に新型に移行したGR86は、793台を登録して第42位にランクインした。

スペーシア・ベース、軽EVの売れ行きは?

8月の軽自動車ランキングは、ホンダNボックスが前年同月比15.9%減ながら1万1130台を販売して、3か月連続でのトップにつく。

続く第2位には、同27.4%減(6751台)と苦戦したものの1ランクアップを果たしたスズキ・スペーシアが位置。

第3位には、7月に新型のキャンバスを発売したものの、生産ラインの一時稼働停止が響いて同4.3%減(6601台)にとどまったダイハツ・ムーヴが、1ランクダウンで入った。

2022年8月 軽四輪車 通称名別 新車販売速報

1位 ホンダNボックス:1万1130台
2位 スズキ・スペーシア:6751台
3位 ダイハツ・ムーヴ:6601台
4位 スズキ・ワゴンR:5514台
5位 ダイハツ・タント:5119台
6位 日産ルークス:4926台
7位 スズキ・アルト:4803台
8位 スズキ・ハスラー:4733台
9位 ダイハツ・タフト:3809台
10位 日産サクラ:3523台

注目モデルの動きに触れていこう。

8月に一部改良を図ったスズキ・ワゴンRは、前年同月比5.3%増(5514台)を成し遂げて第4位に。6月にラパンをマイナーチェンジしたスズキ・アルトは、同40.6%増の4803台を売り上げて第7位にランクイン。

また、6月に発売した軽EVの日産サクラは3523台、三菱eKクロスEVは597台の販売を記録する。

さらに、ホンダS660の生産終了によって軽自動車唯一の2シータースポーツとなったダイハツ・コペンは同13.7%増(283台)、兄弟車のトヨタ・コペンは同73.6%増(151台)を達成。

一方で商用車のカテゴリーでは、昨年12月に全面改良を実施したダイハツ・ハイゼットカーゴが同49.1%増(6934台)。8月にデビューした新型軽バンのスペーシア・ベースが962台の販売台数を記録した。

なお、登録車と軽自動車を合わせた8月の車名別ランキングのトップ5は、トヨタ・ヤリスが2か月連続での首位に立ち、以降はホンダNボックス、日産ノート、トヨタ・カローラ、スズキ・スペーシアの順で続く。

1万台を超えたのはトップ2のみで、以降は8000台以下。生産調整に起因する需給ギャップは、相も変わらず続いている。

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みんなのコメント

10件
  • SUVもピンキリだな
    コンパクトカーレベルばっかり
  • 個人的にヤリスクロスよりライズの方がデザインが好きで、取り回しのしやすさからもライズの方が人気でもおかしくないのでは?と以前は思っていた。

    最近両方に乗る機会があったが、運転のしやすさやちょっとした装備などでヤリスクロスの方が良いと思うところが何箇所もあり、よく売れている理由がわかった。

    車好きの方よりもファミリー層に人気があるのかも。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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