メルセデスのルイス・ハミルトンは、今季のF1でのフェラーリやマクラーレン、そしてアルピーヌの進歩には驚かされていると語る。
ハミルトンはF1スペインGP初日のフリー走行を、1回目3番手、2回目首位で終えた。一方、最大のライバルと目されているレッドブル勢はアタックをまとめきれず、特にFP2では下位(マックス・フェルスタッペンの9番手が最高位)に沈んだ。
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その結果、メルセデス勢に最も近いタイムを記録したのは、フェラーリのシャルル・ルクレール。その後方にはエステバン・オコンとフェルナンド・アロンソのアルピーヌ勢が並び、さらにアルファタウリ・ホンダの2台が続いた。
しかもルクレールのタイムは、ハミルトンから僅か0.165秒遅れ。5番手のアロンソでも、0.348秒遅れと僅差だった。
ハミルトンはこの状況に”感銘を受けた”と語った。
「フェラーリとマクラーレン、さらにはアルピーヌの進歩を見ると、それは驚くべきモノだ」
ハミルトンはそう語った。
「彼らが力強いのは素晴らしい。それは、僕らにもプレッシャーをかける。そういうチームは、ひとつだけじゃないんだ」
メルセデスは金曜日のフリー走行で、アタックラップとロングランの両方で力強いように見えた。チーム代表のトト・ウルフも、今シーズン最も良い初日だったと語った。
「これまでで最高の金曜日だったと思うので、とても励みになる」
ウルフ代表はSky F1のインタビューにそう語っている。
「ピットウォールで、それを話し合ったばかりなので、24時間後にはそれを台無しにしてしまうかもしれないけどね」
なお前回のポルトガルGPでは、メルセデスはハミルトンとチームメイトのバルテリ・ボッタスのマシンのセッティングを分け、レースに挑んだ。実際、ハミルトンは2本ステーのリヤウイングを、ボッタスは1本ステーのリヤウイングを使っていたのが確認されている。
ただ今回は順調な初日を過ごすことができたため、その可能性は低くなるだろうという。ボッタスは金曜日のセッション後、次のように語った。
「今週末は、リヤウイングなど全てのことに関して、同じセットアップにすることを計画していると思う」
そうボッタスは語った。
「このコースについて僕らは、何が最適なのかをかなり理解できていると思う」
「その側面から言えば、大丈夫だと思う。だから今夜は、これはいつものことだけど、できる限りセットアップを微調整することになる。ほんの少しでもタイムを改善できれば、予選で役に立つことは分かっているからね」
ボッタスは、予選で鍵となるのは、アタック中にタイヤが過熱しすぎてしまうのを防ぐことだと語った。
「予選ではソフトタイヤを、フロントとリヤを1周にわたって完璧に機能させる必要がある。それが鍵になるだろう。差は、とても小さくなると思う」
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