アルファロメオ ステルヴィオ 欧州などで普及を狙うラインアップ拡充

アルファロメオは3日、新型SUV「ステルヴィオ」のラインアップを拡充し、EMEA地域（欧州・中東・アフリカ）で販売を開始した。今回発表された新エンジンは、2リッターガソリン（200hp）と2.2リッターディーゼル（180hp）の2タイプ。ラインアップの中心となりそうなグレードだ。

ステルヴィオは、2016年11月のロサンゼルスオートショーで披露され、2017年に販売が開始するSUV。エンジンはセダンの「ジュリア」同様、2.9リッターターボ（最高出力503hp）や2リッターターボ（280hp）、2.2リッターディーゼル（210hp）の設定が明らかにされていたが、今回より普及を狙ったグレードの2リッターターボ（最高出力200hp、最大トルク330Nm）、2.2リッターディーゼル（最高出力180hp、最大トルク450Nm）の追加が発表された。

これらのモデルは、8速ATが組み合わされる。駆動方式は基本的には4WD（Q4）となるが、2.2リッターディーゼル（180hp）のみ後輪駆動となる。

普及を狙ったグレードといっても最高速度は2リッターガソリン（200hp）が215km/h、2.2リッターディーゼル（180hp）は210km/hに達するとのこと。十分な性能の持ち主と言えそうだ。