コロナによる一時的なリード
text:Will Trinkwon(ウィル・トリンクウォン)
【画像】フォルクスワーゲンID.3、テスラ・モデル3【今後EV販売の中核となるモデル】 全45枚
ドイツの独立系自動車アナリストのレポートによると、今年の1~7月の間、販売された電動化モデルの台数は中国よりも欧州の方が多かった。
2018年に120万台以上の電動モデルを売り上げた中国は、世界最大のEV市場となっている。
しかし、アナリストのマティアス・シュミットによると、本来のEU加盟国にアイスランド、ノルウェー、スイスを加えた西ヨーロッパの自動車市場は、2020年上半期に50万台のバッテリーEV(BEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)を販売したという。
これは、同期間に中国で販売された台数よりも1万4000台多い。
シュミットは、この驚くべき結果をもたらした主な理由として、パンデミックに対応した政府やメーカーによる「手厚い」購入補助金や財政補助金を挙げている。
また、中国が自動車メーカーの独立性を高めるために補助金を削減していることも大きな要因となっており、中でも新型コロナウイルスの影響が特に大きかったことも影響している。
今年1~7月の欧州のPHEV購入台数は23.1万台で、中国(10.8万台)の2倍以上であるが、BEVにおいては、世界最大の新車市場である欧州の26.9万台に対して中国37.8万台と、依然として世界をリードしている。
このペースでいけば、欧州は今年、電動化モデルの販売台数が100万台を突破することも見えてくる。9月に欧州と英国で導入されるフォルクスワーゲンID.3ハッチバックを筆頭に、待望のEVモデルが複数登場することで後押しとなるだろう。
しかし、欧州のリードが長く続くとは思わない方がいい。
昨年、テスラは上海にあるギガ・ファクトリーでモデル3の生産を開始する最終許可を得た。この施設は年間50万台の生産が可能で、そのうちの5分の1でも売れれば、中国はEV市場のトップの地位を取り戻すことになるだろう。
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