SUBARUサンバーを快走仕様！ 「ウインドウレギュレーター不動」1

故障・修理 [2024.08.15 UP]


SUBARUサンバーを快走仕様！　「ウインドウレギュレーター不動」1

ある日、外の風が気持ちいいので、KV3で窓全開で走行していた。目的地に到着してウインドウを閉めようとしたら、途中から激重になってギギギという何かが引っかかっているような音とともにそれ以上閉まらなくなってしまった。ガラスを揺すりながら、ギギギ音とともにどうにか閉めててはみたものの、再度開けたらまた閉まらず（＞_<）仕方なく分解したら……。

■ Photo&Text Masahiro Kan　

まずはドアハンドルと開閉ハンドルを外すのだが、サンバーの場合は内装が薄いのでハンドルから覗けばラジオペンチでもつまめる。

SUBARU サンバー　2007年式LE-TV1

SUBARU サンバー　1995年式V-KV3

30年経過！　至るところに次々と障害の嵐が巻き起こるのだ
KV3はほぼ毎日何らかの状態で走行を繰り返していて元気そのもの。

ようやく当たりがついたエンジンも、バランス取りまでしちゃったから、高回転がドエラク気持ちよく回ってくれている。

最近気になり出したのはミッション側のクランクシールからオイル漏れがあるのだが、これは諸事情でミッションとエンジンを下さなければできない作業なので、そこだけは騙し騙し乗っている。

いつかは手を入れることになるだろうけど。

　そんな快調なKV3だが、手元に来た時から運転席側のウインドウの開閉が少々重かった。

元々が石器時代のハンドル操作ウインドウだから（^_^;）自慢のハンドパワーで何とかしていたのだ。

ところがある日、出先でウインドウを閉めようとしたら、残り1/3あたりで、ハンドルが回せないほど重くなり、開⇄閉方向に少しずつハンドルを動かしたが、やはり閉まる方向はギギギという擦れた音で止まってしまう。

今度はガラスを手で掴んで前後左右に揺すりながらハンドルを動かすとギギギ音とともにいくらか閉まり始めたので、力を込めてハンドルを回したらどうにか締めることができた。

こりゃ内部で何か起こっているに違いない！でバラシを敢行。


ハンドル固定ピンは抜いた後に紛失防止のため、必ず元に戻しておく。挿入時はこのまま差し込めば正位置でロックされるので安心。

内張を剥がすと、内部の防滴シートが貼られているが、これは硬化により破棄確定なので、厄介なブチルゴムごと剥がし取り去る。

この防滴シートは製廃なので、汎用ビニールシートをカットして製作するしかない。もしくはTT系などのシートを加工して使用する。

ウインドウ周辺は9か所の固定ボルトがある。マニュアルでは後部側が2か所になっているが、KV3前期は1か所しかボルトがない。
SUBARUサンバーを快走仕様！　「ウインドウレギュレーター不動」1


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SUBARUサンバーを快走仕様！　「ウインドウレギュレーター不動」6

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Comments

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愛だね。旧車で四苦八苦しても維持してる記事って好きだ。