■シンプル×自由度の高い「バスケット」 現実的なモデルだった
軽自動車の“スペシャリスト”として言わずと知れたダイハツ。そんなダイハツは軽自動車という枠の中で新たな車型を生み出そうとさまざまなコンセプトカーを生み出してきました。
2009年に開催された「東京モーターショー」に出展された「バスケット」という車種も、そんなチャレンジングな1台です。
【画像】超カッコイイ! これがダイハツ「斬新オープン軽トラ」です! 画像で見る(50枚以上)
コンセプトカーというと、近未来的なギミックが盛りだくさんで、インパクトの大きなモデルが注目を集めます。
そのため、メーカーもそういったモデルを多く展示しがちですが、このバスケットはそれらとは真逆で、シンプルを追求したようなレトロなルックスが逆に目を惹くものとなっていました。
車名のバスケット=手さげカゴが意味するように、持ち手のようにAピラーとBピラーのみが残されたオープンボディはどこか往年のカブリオレモデルを彷彿とさせるようなデザイン。
ライトグリーンのボディカラーも相まってコンセプトカーでありながらレトロな風貌です。
もちろん常にフルオープンというワケではなく、手動ながらルーフパネルとリアにキャンバストップを装着できるようになっているため、不意の雨などでずぶ濡れになってしまうこともありません。
ただ、その車名は見た目の形状だけではなく、実際に手さげカゴのように荷物もしっかり積めるように考えられていました。
リアシートを前方に倒せば軽トラックのようなフラットな荷台に早変わり。ボディ後端は軽トラックのように手前方向に倒れるゲート式となっており、1方開の軽トラックのような使い方も可能となっているのも特徴です。
軽トラックのようにフロントシート後方に隔壁もないため、長尺物が積載できるだけでなく非常に解放感溢れるオープンエアモータリングも楽しめるという非常に贅沢な1台に仕上がっていました。
インテリアはエクステリアカラーを効果的に用いた(つまり「鉄板むき出し」)ドアパネルや、メーターやオーディオがまるで棚の上に置いてあるかのようなインストルメントパネルは、いわゆる「クラシックミニ」やフィアット「パンダ」(初代)を思わせるもの。
実際に使用するユーザーがカスタマイズする余地が残されているようなデザインにも好感が持てるところです。
その淡いグリーンのボディカラーから、日産のパイクカーシリーズである「フィガロ」を思わせるという声もありましたが、そのフロントマスクのデザインは2018年に登場した“癒し系軽自動車”の「ミラトコット」に通じるものも感じ取れます。
残念ながら、この斬新なボディタイプは市販化とはなりませんでしたが、今後もダイハツの新たなチャレンジに注目していきたいところです。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「激安っ!」“3550円”で運転免許が取得できる! “技能試験不要”な「1番安い」運転免許と「1番高い」運転免許とは?
「地獄すぎる…タスケテ…」トヨタ「高級ミニバン」修理後初日に起きた悲劇… 5児の父、芸人「エハラマサヒロ」の身に何が?
約100万円! マツダが“新型”「軽トラック」発表! 5速MT+“LSD付き”4WDもアリ! 燃費も高まった「スクラムトラック」に販売店でも反響あつまる
[元警察官に聞いた] 押収された違法改造バイクは、警察側で処分するのか? 持ち主に返却するのか?
300馬力のトヨタ「和製スーパーカー」が凄い! 「ミッドシップ×オープンカー」の山盛り仕様! ハイブリッドも搭載した「斬新スポーツモデル」に期待大!
[元警察官に聞いた] 押収された違法改造バイクは、警察側で処分するのか? 持ち主に返却するのか?
「日本の運転マナー = 三流レベル」は本当か? データ&歴史で再検証、原因は“警察”にもあったのかもしれない
「激安っ!」“3550円”で運転免許が取得できる! “技能試験不要”な「1番安い」運転免許と「1番高い」運転免許とは?
国民ブチギレ!? なぜ「13年」で“自動車税&重量税”高くなるのか…「クルマは税金の塊」「いい加減見直して~」の声も? 理不尽な重課措置の仕組みとは
ホンダ 新型「シビック」初公開! 3年ぶり顔面刷新に「カッコよくなった」の声も! 精悍デザインの「新モデル」米での“先行発表”に反響集まる
みんなのコメント
とりあえず、最新の情報を入手出来ない記者って事だけは分かった。