スーパーGT第5戦鈴鹿で、GT300クラスを制した18号車 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)。レース後の記者会見に登場したふたりのドライバーは、次のように語った。
■小林崇志
■23号車MOTUL AUTECH Z、スキッドブロック規定違反により車検不合格。暫定2位となるも失格に|スーパーGT第5戦鈴鹿
「まず昨日の予選はQ2でトラブルが出て出走できずにいたので、僕自身『なんでこんな大事なところで……』と思っていました。今日はしっかりチームが頑張ってリカバリーしてくれて、作戦的にもFCY(フルコースイエロー)時にいいタイミングで(ピットに)入れましたし、ピット作業で87号車をパスすることができました。今日はチームが完璧な仕事をしてくれたので、本当に嬉しいですし、感謝しています」
「僕のスティントは16番手スタートでしたが、昨日走行してないニュータイヤもあって、ペースが良いというのが分かってました。なので前に追いついて行けということを目指していました」
「5周目の段階で早めにピットに入るクルマが多かったので、前はクリアな状態で走れました。ただ20周目ぐらいで、ちょっとタイヤに異常を感じたので、もう少し走る予定ではあったんですけど、急遽小出選手と変わるということになりました。それは結果的には良かったのかなと思います。その後も小出選手がしっかりと最後まで運んでくれたので、本当に良かったなと、今はホッとしています」
「(──ランキングトップで迎える残り3戦について)残り3戦でランキングトップ維持しようと思うと、次戦で(サクセスウエイトを)100キロ載せることにはなるんですけど、その中でもポイントを取っていかないといけないなと思っています。今回の予選のトラブルを含めて、まだまだ課題というのはたくさんあります。優勝はとても嬉しいんですけれども、チャンピオンを取るためにはまだまだやることがたくさんあると感じています」
「今回優勝した中でも改善点がたくさんあったと思うので、またそこをチームとしっかり話し合って、残りの3戦でしっかりとポイントとって最後終わったときにチャンピオンを取れるように頑張りたいなと思います」
■小出峻
「本当に一言で言うと『しんどかった』です。昨日の予選Q2がマシントラブルで走れなくて後方からのスタートでしたが、本当に根拠はないんですけど、なんとなく(勝利した)開幕戦のようなレースができるんじゃないかなって思っていました」
「レース運びとしては、小林さんがしっかりしたペースで走って順位を上げて帰ってきてくれて、 バトンを渡してくれました」
「そこからロングスティントが予想されたので、タイヤもある程度保たせつつ走っていたところ、途中でFCYが入りました。130Rで56号車が止まったのがちょうど見えたので、そのタイミングで絶対に(ピットに)入ろうと思っていました。ちょうど良いタイミングでFCYが出て、ピット作業ですごくチームがいい仕事をしてくれて、順位を上げることができました」
「そこからは(2位となった87号車の)松浦さんとの戦いもあったし、自分自身との戦いでもありました。タイヤをしっかり持たせてチェッカーまで運ぶという仕事をしっかり完遂することができて、本当に小林さんと同じように、ホッとしています」
「今回ランキングトップになって、次回からウエイトが100キロ載るので、今まで以上に厳しい戦いがここから始まるんだろうなと思います。ただ60キロから100キロになったからとかそんなのは関係なくて、常にその1試合1試合で自分のできること、チームのできること……自分たちにできることを最大限やれば、結果は後からついてくるというふうに、僕は思います」
「これ以降、本当にやることは変わらないと思うので、しっかりとやって(最終戦の)もてぎが終わったときに(タイトルを)もらえるように頑張りたいと思います」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?