現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > クラシック・ポルシェがEVに チェシル買収のウェストフィールド、「356」の電動レプリカ発表

ここから本文です

クラシック・ポルシェがEVに チェシル買収のウェストフィールド、「356」の電動レプリカ発表

掲載 更新
クラシック・ポルシェがEVに チェシル買収のウェストフィールド、「356」の電動レプリカ発表

Eスピードスターとは

サーキット用スポーツカー・メーカーのウェストフィールドが、ポルシェのレプリカで有名なチェシル・モーター・カンパニーを買収すると発表。両社は7月26~28日に開催されるシルバーストン・クラシックのイベントで、ポルシェ356の電気自動車版レプリカを公開した。

【画像】日本で見つけたポルシェ356 全76枚

1983年に創立したウェストフィールドは、英国ウェストミッドランドでロータス・セブンから着想を得たファイバーグラス製のサーキット用スポーツカーを製造している。一方、英国ドーセットに拠点を置くチェシルは、1991年から356のレプリカを製造しており、これまで500台以上を販売してきた。

ウェストフィールドは、ファイバーグラスを使ったボディの製造技術を活かし、「将来も存続可能な」チェシルのフラッグシップ・モデルを作ろうと考えた。それが、ポルシェ最初の量産モデルを忠実に再現した車体に電動パワートレインを搭載した「Eスピードスター」だ。

公開されたEスピードスターは、両社の数カ月に及ぶ共同開発から誕生した。これまで古典的な内燃エンジンを搭載するサーキット用ライトウェイト・スポーツカーを販売してきたウェストフィールドは、「ホームビルド・マーケットに投入する初の完全電気自動車」と称している。

スペック/価格 未発表

Eスピードスターの外観は、本物の356とほとんど見分けがつかない。しかし、電動パワートレインを搭載するためにシャシーには何らかのアップグレードが施されているはずだ。インテリアにも現代的なテクノロジーが搭載されている。

パフォーマンスの数字や価格については、現時点では公表されていない。発売までに明らかになるだろう。

Eスピードスターはチェシルの工場で、フォルクスワーゲン・ビートルのシャシーやパワートレインを使う既存モデルのスピードスターと一緒に製造される予定だ。

ウェストフィールドとチェシルは、今後も別々の工場を構えていくが、輸出用の車両については、認証を取得しているウェストフィールドのキングスウィンフォード工場で製造するという。

ウェストフィールドのジュリアン・ターナーCEOは次のように述べている。「ウェストフィールド・ブランドにスピードスターを加えることになり、われわれは誠に興奮しています。今後もお客様各人のニーズに合わせたクルマを提供するウェストフィールドの世界的な成長を継続させていきます」

Eスピードスターの登場は、以前から同社が取り組んでいる製品ラインアップの多様化に向けた次なるステップを象徴している。2017年に同社は運転手が乗っていない自動運転シャトルバスを発表し、英国内のいくつかの場所で実証実験を行った。

こんな記事も読まれています

「クルマの空調」使い方間違えると「燃費悪化」も!? 「謎の“A/Cボタン”」何のため? カーエアコンの「正しい使い方」とは
「クルマの空調」使い方間違えると「燃費悪化」も!? 「謎の“A/Cボタン”」何のため? カーエアコンの「正しい使い方」とは
くるまのニュース
ドライブレコーダーを付けたからと言って安心はできない!? 事故にあった際の正しい操作方法とは
ドライブレコーダーを付けたからと言って安心はできない!? 事故にあった際の正しい操作方法とは
バイクのニュース
一年中快適に楽しめるオープンモデル!メルセデス・ベンツ、高い走行性と安全性を併せ持つ「CLEカブリオレ」を発売
一年中快適に楽しめるオープンモデル!メルセデス・ベンツ、高い走行性と安全性を併せ持つ「CLEカブリオレ」を発売
LE VOLANT CARSMEET WEB
伝統と革新が融合したスポーツモデル!ダイナミックな外観や新世代ISGを引っ提げ、「メルセデスAMG CLE 53クーペ」発売!
伝統と革新が融合したスポーツモデル!ダイナミックな外観や新世代ISGを引っ提げ、「メルセデスAMG CLE 53クーペ」発売!
LE VOLANT CARSMEET WEB
今季10戦目にしてなんと5回目の11位……ヒュルケンベルグ抜群の安定感も”入賞圏外”に落胆「新しいポイントシステムが必要だ」
今季10戦目にしてなんと5回目の11位……ヒュルケンベルグ抜群の安定感も”入賞圏外”に落胆「新しいポイントシステムが必要だ」
motorsport.com 日本版
オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
日刊自動車新聞
そういえば滑りづらくなった!? 首都高の二輪車安全対策「フィンガージョイントすべり止め」「カーブ部のカラー舗装延伸」とは?
そういえば滑りづらくなった!? 首都高の二輪車安全対策「フィンガージョイントすべり止め」「カーブ部のカラー舗装延伸」とは?
バイクのニュース
日産が新型「軽“ワゴン”」発表! ホンダ「N-BOX」対抗の「超背高モデル」! 超スゴイ“ピンク”も追加の「新ルークス」に販売店でも反響あり
日産が新型「軽“ワゴン”」発表! ホンダ「N-BOX」対抗の「超背高モデル」! 超スゴイ“ピンク”も追加の「新ルークス」に販売店でも反響あり
くるまのニュース
「ChatGPT」車載化、VWがゴルフやティグアンにオプション設定…欧州仕様
「ChatGPT」車載化、VWがゴルフやティグアンにオプション設定…欧州仕様
レスポンス
アクセルを戻せば減速する……のはわかる! でも説明しろと言われると悩むエンジンブレーキの「仕組み」とは
アクセルを戻せば減速する……のはわかる! でも説明しろと言われると悩むエンジンブレーキの「仕組み」とは
WEB CARTOP
フレッシュアップされたBMW 3シリーズの全情報 価格から走行性能&比較テストまで 新型BMW 3シリーズのすべて
フレッシュアップされたBMW 3シリーズの全情報 価格から走行性能&比較テストまで 新型BMW 3シリーズのすべて
AutoBild Japan
ついに始まった首都高「新ルート事業」の凄さとは 「箱崎の渋滞」も変わる!? 都心に地下トンネル「新京橋連絡路」爆誕へ
ついに始まった首都高「新ルート事業」の凄さとは 「箱崎の渋滞」も変わる!? 都心に地下トンネル「新京橋連絡路」爆誕へ
くるまのニュース
新型コンパクトSUV『EMZOOM』、世界市場で成功…中国広州汽車
新型コンパクトSUV『EMZOOM』、世界市場で成功…中国広州汽車
レスポンス
日本でまさかの拳銃を使ったタクシー強盗発生! キャッシュレス化で現金をもたない仕組み作りが一番の解決策
日本でまさかの拳銃を使ったタクシー強盗発生! キャッシュレス化で現金をもたない仕組み作りが一番の解決策
WEB CARTOP
本田宗一郎とイーロン・マスクに共通点があった? 稀代の経営者を支える「無知の知」とは何か
本田宗一郎とイーロン・マスクに共通点があった? 稀代の経営者を支える「無知の知」とは何か
Merkmal
全長5m級!トヨタが新たな「ラージSUV」まもなく発売!? 17年ぶり復活! 斬新フェイス&車中泊出来そう空間の「クラウン」 発売はどうなった?
全長5m級!トヨタが新たな「ラージSUV」まもなく発売!? 17年ぶり復活! 斬新フェイス&車中泊出来そう空間の「クラウン」 発売はどうなった?
くるまのニュース
伝統を継承するマッスルクルーザー! スズキが米北米市場で2025年型「ブルバードM109R」を発売
伝統を継承するマッスルクルーザー! スズキが米北米市場で2025年型「ブルバードM109R」を発売
バイクのニュース
フレキシブルウイング巡る論争が再燃。メルセデスに注目集まるも、今のところFIAは介入せず
フレキシブルウイング巡る論争が再燃。メルセデスに注目集まるも、今のところFIAは介入せず
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

-万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

78.0467.5万円

中古車を検索
ビートルの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

-万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

78.0467.5万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村