元ウイリアムズF1ドライバーのローガン・サージェントが、11月9日にバーレーンで行われるWEC世界耐久選手権の『ルーキーテスト』に参加することが明らかになった。
WECのルーキーテストは2025年最終戦『バーレーン8時間レース』の翌日に、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される。テスト前日の8日、シリーズはエントリーリストを更新し、これに記載されたことによってサージェントの参加が明らかになった。彼は、LMGT3クラスにエントリーするプロトン・コンペティションのフォード・マスタングGT3をドライブする予定だ。
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サージェントは2024シーズンにウイリアムズF1のシートを失った後、スポーツカーへの転向を予定しており、2025年は当初IDECスポールが運営するジェネシス・マグマ・レーシングの準備チームから、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズのLMP2クラスに参戦する予定だった。
しかしシーズン開幕直前、サージェントが「他の興味を追求する」ため、ドライバーとしての立場を退くことが発表されていた。
その後、サージェントはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のLMP2クラス最終戦2戦に、PR1/マティアセン・モータースポーツの52号車オレカ07ギブソンを駆って、レースに復帰していた。
当時サージェントは、これらふたつのイベント以外に「長期的な目標はない」と述べていたが、今回、同じくアメリカ人のエリック・パウエルとともに、WECルーキーテストでプロトンのマスタングGT3をドライブすることになった。
パウエルはすでにGTワールドチャレンジ・アメリカでマスタングGT3をドライブしており、プロトンのレギュラードライバーであるジョルジオ・ローダもテストに参加する予定だ。
この他のエントリーリスト上の更新情報としては、ハイパーカークラスでプライベーターとしてポルシェ963を走らせるプロトン・コンペティションから、オランダの新星、ロバート・デ・ハーンが出走することも明らかとなっている。
19歳のデ・ハーンは、ポルシェのワンメイクカテゴリーで数々の成功を収めており、今シーズンはドイツ・カレラカップでタイトルを獲得している。
また、最初のエントリーリストでは空白となっていたアイアン・リンクスのメルセデスAMG GT3の2台のドライバーも明らかとなった。
60号車では、アジアン・ル・マン・シリーズのドライバー、ヨハネス・ゼルガーと、オプティマム・マクラーレンでGTワールドチャレンジ・ヨーロッパに参戦したマイキー・ポーターがテストに臨む。
一方、姉妹車となる61号車では、TFスポーツのコルベットのシートから退くことが決まっているトム・ファン・ロンパウ、現在ユナイテッド・オートスポーツでマクラーレン720S GT3エボをドライブしているショーン・ゲラエル、そしてGTWCヨーロッパのブロンズ王者であるのマルセロ・トマソーニがエントリーしている。
すでにエントリーリストに名を連ねているマシンの中には、今後さらにドライバーが追加されるものもありそうだ。
ルーキーテストは2セッションで構成され、第1セッションは現地時間10時から正午まで、第2セッションは13時から16時まで行われる予定だ。
[オートスポーツweb 2025年11月09日]
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