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F1第7戦フランスGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

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F1第7戦フランスGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2021年F1第7戦フランスGPの決勝レースで優勝~5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝~5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。

■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=5位
 もちろんすごくうれしいよ。今日は完璧なレースをしても5位になれるとは思っていなかった。予想していなかったペースを発揮できたんだ。

F1第7戦フランスGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 タイヤマネジメントは難しかったが、望んでいたよりもはるかにいいレースになった。それはもちろん良いニュースだよ。

 5位と6位を獲得して、チームにとって良い結果だった。今シーズンのベストリザルトのひとつだ。

 全体的に楽しいレースだったよ。これからもそういうレースが続くといいね。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=4位
 表彰台を獲得するために、やれることはすべてやった。気温が下がったため、その分、タイヤが長持ちすると予想していたが、実際そうはならなかった。タイヤのライフに関する僕たちの予想は現実とは全く一致しなかったんだ。

 僕はほとんどの人より早くピットストップをしてハードタイヤに交換した。左フロントの摩耗がひどくて、最後のスティントは全く楽しくなかった。ハードタイヤでの最後の10周はひどいものだった。フロントタイヤが全く残っていなかったからだ。

 終盤にフレッシュタイヤに交換してファステストラップを狙うという選択をしなかったのは、セルジオが審議中になったからだ。そのためにステイアウトすることを選んだ。

 今週末は全体的にペースがよかっただけに、期待外れのレースだった。多少ポイントを獲得できたことはよかったけどね。

(会見で語り)今日の場合、勝つための戦略は2ストップだったと思う。後から言うのは簡単だけどね。最後の10周から15周は、フロントタイヤが残っていなくて、フィニッシュすることだけを考えて走るしかなかった。

 2回ストップで走っていたら、間違いなく表彰台に上がっていたし、優勝争いをしていただろう。それは確かだ。

 僕たちチームは、1回ストップがベストと考えて、その戦略をやり遂げることに集中しすぎていたと思う。でも実際にはそれはベストの戦略ではなかったんだ。今週末も学ぶべきことがあった。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 決勝=3位
 チームは素晴らしい仕事をしてくれた。正しいタイミングで正しい判断を下して戦略を成功させたんだ。サーキットに来ているスタッフとファクトリーのスタッフ、全員に感謝したい。重要な時に素晴らしい結果を出すことができたので、うれしいよ。

 僕自身の話をすると、今回は期待していたほど素晴らしい週末ではなかった。ドライバーは勝つことだけを考えているものだからね。だから、これからも努力し続け、向上し続け、この素晴らしいマシンとともにもっといい結果を出すことを目指す。

 2戦連続での表彰台でたくさんのポイントを獲得することができた。でも、あと3周あったら、ルイス(・ハミルトン)を抜いて1-2フィニッシュを達成できていたと思う。チームのホームグランプリの次戦オーストリアでそれを実現できるよう、努力していく。

 シュピールベルクで2戦続けてレースがあるのは僕にとっていいことだ。最初のレースでマシンのパフォーマンスをしっかり理解して、堅実なベースラインを築いてから2戦目に臨むことができる。オーストリアでもこの勢いを維持し、優勝争いができるといいね。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=2位
 マックス、おめでとう。彼は素晴らしい仕事をした。週末を通して、レッドブルは直線スピードが僕たちより速かった。でも金曜にあれだけ苦しんだことを考えれば、この結果に満足できるよ。

 トップに立ちながら、勝てなかった。終盤にはタイヤが残っていなかったんだ。そのためにポジションを失った。それでもいいレースはできたと思う。

 もっとペースを見つけ出す必要があるのは間違いない。今日は、失っていたタイムのほとんどはストレートでロスしていた。パワーなのかドラッグなのか、原因は何なのかを深く掘り下げて考える必要がある。でも全体的に見れば、いいパッケージではあるよ。

 今日はアンダーカットがあれほど効果的に実行できるとは予想していなかった。さらに驚いたことは、フロントタイヤがあっという間に終わってしまったことだ。

 でも結局のところ、彼らはいい戦略を選び、それがとてもうまくいったんだ。

(会見で語り)マックスが2回目のピットストップをした後は、僕としてはステイアウトするほかに選択肢はなかった。ピットインしたら、彼の方が前に出るし、彼らはストレートでとても速いから、オーバーテイクすることができない。だからステイアウトしてタイヤが持つことを祈るしかなかった。

 失意のどん底という感じでは全然ないよ。僕たちはいい仕事をした。ただ、うまくはいかなかったけどね。僕自身、やれる限りのことをした。もちろん、もう少しうまくやれただろうことはいくつかあるが、結局は彼ら(レッドブル)の方が週末を通して速かったのだから、これは彼らのペースを反映した結果だ。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 決勝=1位
 今日のレースで優勝できたのは、チームの努力の賜物だ。サーキットで働くチームスタッフ、ミルトン・キーンズのレッドブルのファクトリー、そしてホンダのファクトリーで勤務するスタッフ全員が懸命に作業をしたからこそ、このタイプのトラックでダブル表彰台を獲得することができた。

 もちろん、スタート後、すぐに後続を引き離して独走できればよかったが、F1の世界ではなかなかそうはいかないものだ。そういうわけで、今日はとても苦労して優勝を目指すことになった。

(レッドブルとメルセデスの)2チームはほとんど差がないから、戦略を使って残り2周でトップに立ち、勝利をつかむことができて、とても報われた思いだ。

 楽なレースではなかった。ターン1で態勢を崩してリヤを失い、コースオフしてしまい、ルイスの後ろに落ちた。もちろんその時は動揺したが、レースは長いので集中しなければならないということは分かっていた。

 ファーストスティントではルイスと戦うだけのペースはなかった。そのために、リスクを取って先にピットインした。正直言ってアンダーカットがこれほどうまくいって、彼の前に出ることができるとは思っていなかった。彼らは必死にプッシュして僕を抜こうとしたけれど、幸い僕はポジションを守ることができた。あの時、ミスが絶対に許されないことは分かっていた。

 2回ストップで走ることに決め、それがうまくいった。レース終盤、風が少し弱まって、路面にラバーが乗ってきて、そのコンディションに僕たちのマシンは合っていたんだ。チームは2台に関して正しい判断を下し、そのおかげでチェコ(ペレス)と一緒に表彰台に乗ることができた。数日間、この結果を喜んでから、次のオーストリアに向かい、また戦いを始めよう。

(会見でアンダーカットについて語り)アンダーカットがあれほどうまくいくとは思っていなかった。でも、コースに復帰すると、その時履いていたタイヤのグリップがとてもいいことに気付いた。アウトラップはうまくいった。

 ルイスのピットストップがどれぐらいの時間かかったのかは知らないけれど、彼をアンダーカットできるとは、僕たちを含め誰も予想していなかったと思う。

(2ストップ戦略について語り)どういう結果になるかは分からないので、「うまくいくかどうか見てみよう」という感じだった。でもルイスに近づいていくと、彼のタイヤがすっかり摩耗していて、ほとんど残っていないことが分かった。だからDRSを使い、自分たちの選んだウイングレベルとトップスピードも効果を発揮し、本当に簡単にパスすることができた。もちろんタイヤが新しかったこともあるけどね。かなりタイトだったが、うまくいった。

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