10月17日、2025年MotoGP第19戦オーストラリアGP 初日のセッションがフィリップ・アイランド・サーキットで行われ、MotoGPクラスのプラクティスではマルコ・ベゼッチ(アプリリア・レーシング)がトップタイムを記録した。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は18番手となった。
今大会はマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)が欠場してミケーレ・ピロが代役で出場。マーベリック・ビニャーレス(レッドブルKTMテック3)も欠場しておりポル・エスパルガロが代役、ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)も欠場でロレンツォ・サバドーリが代役参戦している。小椋は第17戦日本GPの決勝レースと第18戦インドネシアGPを欠場したが、今大会で復帰した。
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45分間に設定されている午前のフリー走行1回目は、曇り空のなか気温14度、路面温度17度だ。下位クラスの時には路面は濡れており、Moto2クラスではハーフウエットまで回復。最高峰クラスが始まる頃には完全なドライコンディションになった。
5分が経つとフランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)が1コーナーでスリップダウン。開始10分頃にはベゼッチが1分28秒667がトップ。2番手は1分28秒938のアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)、3番手は1分29秒028のペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がつけた。また、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)はまだ十分なタイムを出せていない。
多くのライダーが1度ピットに入り、2度目の走行に出た。14分が経過すると1分28秒932でファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が2番手に浮上し、30分を切るとブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が1分28秒654で首位に浮上した。そしてファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)も1分28秒849で3番手まで来た。
セッションの折り返し地点では、トップからビンダー、ベゼッチ、ディ・ジャンアントニオ、クアルタラロ、アレックス・マルケスがトップ5だ。ホンダ勢ではジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)が8番手に入っている。
20分を切るとアレックス・マルケスが1分28秒317でトップに立ち、続いてアコスタが1分28秒646で3番手。ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)は1分28秒652で4番手まで浮上して、翌周に1分28秒618を記録して3番手に入った。全メーカーが上位に入る混戦模様だ。
残り5分から午前最後のアタックが始まり、ベゼッチが1分28秒532で3番手、バニャイアが1分28秒556で4番手に上がり、フェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が1分28秒466で4番手を塗り替えた。そして最後にジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)が1分28秒281でトップに躍り出た。また、終盤にミルはホームストレートでマシンから白煙が上がり、1コーナーでとめた。
結果的にトップからミラー、アレックス・マルケス、アコスタ、アルデグエル、クアルタラロがトップ5に入った。
予選Q2への直接進出が決まる午後の1時間のプラクティスは気温14度と変わらないが、路面温度は26度まで上がった。タイヤ選択はフロントがハードとミディアム、リヤはソフトとミディアムで大きく分かれた。
バニャイアは午後もすぐにピットに戻りセッティングがハマらない様子。そんななかベゼッチ1分27秒516で首位に立ち路面温度も上がったことで多くのライダーが午前のタイムを更新している。1回目の走行はベゼッチのトップは変わらず、アコスタが2番手、ディ・ジャンアントニオが3番手だ。
15分が過ぎると、バニャイアが1分27秒816で5番手まで浮上。さらにディ・ジャンアントニオが1分27秒483でトップに躍り出る。残り35分にはアコスタが4コーナーで転倒した。また、3番手に1分27秒565のアレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が入った。
後半に入るとミラーが1分27秒506で2番手に浮上。午前に続き母国グランプリで好タイムを記録している。残り15分を切るとベゼッチが1分27秒099でトップ、2番手にリンス、3番手にミラーが入り彼らもさらにタイムを更新した。
さらにベゼッチは1分27秒の壁を破り、1分26秒580を記録してオールタイムラップレコードを更新。クアルタラロも1分26秒926に入って2番手となり、アレックス・マルケスも1分26秒974で3番手になった。
10分を切ると1分26秒912を記録したディ・ジャンアントニオは2番手に。その後、ピロが4コーナーで転倒した。
残り6分を切ると最後のアタックに入る。大きなタイム更新はなく、ベゼッチがトップ、2番手は最後にアタックを成功させたラウル・フェルナンデス(トラックハウスMotoGPチーム)、3番手はディ・ジャンアントニオ、4番手はクアルタラロ、5番手はアレックス・マルケス、6番手はリンス、7番手は最後に上げたルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)、8番手はポル・エスパルガロ、9番手はバニャイア、10番手はアコスタだった。
アルデグエルやビンダー、母国のミラーなどは予選Q1スタートとなる。
[オートスポーツweb 2025年10月17日]
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