アワード史上最高のエンジンは6賞獲得で記録更新を果たす
2018年6月5日、フェラーリ8気筒のラインナップに様々なバリエーションで搭載される最新ターボV8エンジンが、「2018年インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」賞を受賞。これで3年連続となった。
記念すべき20周年の節目を迎えた今回のアワード。フェラーリは6部門で受賞し、自動車メーカーの1年での受賞数として過去最多を記録。そして、「エンジン・オブ・ザ・イヤー」1位の名誉とともに、最新モデル「Ferrari 488 Pista」に搭載する最高出力720cvを誇る3.9リットル/V8エンジンは、排気量3-4リットルクラスの「パフォーマンスエンジン」部門と、過去20年の歴代受賞エンジンから最優秀賞を選出する特別賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を獲得した。
「Ferrari 488 GTB の3.9リットル8気筒エンジンは、高性能ターボチャージャーを搭載したエンジンとしては、ライバル不在とも言えるほど極めて水準が高く、非の打ち所がありませんでした」と語るのは、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー・アワードの共同会長であるディーン・ スラブニッチ氏。「ところが、この世界最高のエンジンは、Ferrari 488 Pistaに搭載すべく再開発および調整され、性能がさらに向上しました。現在、我々は間違いなくフェラーリによる最高峰の技術を目の当たりにしているのです。ターボラグが無く、見事なまでのパワー伝達、命あるかのような感情、そして強烈なエンジン・サウンドと圧倒的なパワー……。このフェラーリV8エンジンは、まさに芸術作品です」と語る。
また、「Ferrari 812 Superfast」の出力800cvを誇る自然吸気6.5リットル/V12エンジンも「4リットル超」部門と、このパワーユニットが「Ferrari F12berlinetta」の6.3リットル・エンジンのコンポーネントを75%刷新。全体的に再設計されていることから「最優秀ニュー・エンジン」部門の2冠に輝き、フェラーリの記録的な年に貢献した。
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