アストンマーティンはジュネーブショーで、新世代の高級GTカーを提案するコンセプトカー「DBX」コンセプトを初公開した。伝統と格式を重んじてきたアストンマーティンが、よりグローバル目線で幅広い顧客を想定して開発したクルマで、従来のアストンマーティンのイメージとは異なる、新たな一面を見せる意欲作だ。
DBXコンセプトのスタイリングは、アストンマーティンを象徴する台形グリルの他はすべてが新しい。ノーズは短く、車高が高く、これまでのアストンマーティン車にはなかった新しい特徴が盛り込まれている。
アストンマーティンの新CEOとなったアンディ・パーマー氏は、「DBXコンセプトは、高級GTカーセグメントの現状を革新することを狙ったクルマ」と話す。さらに「そう遠くない将来にGTカーはスタイリッシュで高級感があるだけでなく、もっと実用的で、家族にやさしく、そして環境にもフレンドリーな方向に進化するだろう」と将来を展望する。リーダーの交替により、イギリスの高級車ブランドは新たな1歩を踏み出した模様。今後の動向に注目だ。
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