今季からレッドブル・ホンダのドライバーとなったピエール・ガスリー。しかし序盤2戦は大いに苦労することとなった。そして第3戦中国GPでは6位入賞を果たし、ファステストラップも記録した。
徐々に成績が上がりつつあるように見えるガスリー。しかし、チームメイトのマックス・フェルスタッペンとは、まだまだ差があるように見える。この状況について同チームの代表であるクリスチャン・ホーナーは、ガスリーが問題を克服するだろうと信じている。
■照準は中盤戦? フェルスタッペン、ホンダにさらなるパワー求めつつも信頼性には太鼓判
「中国で、彼は一歩前進したと思う」
そうホーナー代表は語る。
「現時点で彼はまだ、マシンを快適には感じられていないようだ。身体の問題からではない。しかしマシンの特性に対して最適化するため、ドライビングスタイルを洗練する必要がある。その過程にあるだろう」
「それは明らかに、彼にとってのチャレンジであると思う。しかし成長を遂げており、レース終盤にファステストラップを獲得したことは、ある程度の自信を与えることになるだろう」
ガスリーは中国GPの終盤、後続と大きな差がついていたこともあり、ソフトタイヤに交換するためピットイン。そして、ファステストラップ獲得を目指した。今季からファステストラップを獲得したドライバーにも、1ポイントが与えられることになったからだ。ただガスリーのファステストラップは、同記録2番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とわずか約0.1秒の差だった。
ガスリーがファステストラップを確実に掴むためには、もっと速く走るべきだったのではないか……そう尋ねると、ホーナー代表は次のように語った。
「彼は、必要なラップタイムを知っていた。彼がピットアウトした時に、我々がそれを伝えていたからだ」
「しかしピットストップの後、フェラーリとメルセデスは、予選のセッティングに戻していたようだ。特にセバスチャンはね。彼はピットアウト後、1分34秒8を記録した。その後、突然36秒台に落ちたのだ。傑出したラップタイムがひとつだけあったのだ」
ガスリー曰く、中国GPで単独走行になったことにより、マシンからもっと多くのことを引き出すためのドライビングスタイルを試すことができたという。
「まだまだやるべきことがたくさんあると思う」
そうガスリーは語った。
「僕はレース中、ずっとひとりきりで走っていた。だからドライビングにおいて色々なことを試してみた。マシンの中でできること、そしてそして苦労していることから回避するための答えを探そうとしていたんだ」
「でも、何を改善すればいいのかは分かっていると思う。僕の方でも何を改善すべきか分かっているんだ。だから毎週一歩ずつ、上がっていけることを願っている」
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