オランダ・ザントフールトを舞台にFIA F2第12戦のフィーチャーレースが行なわれ、トライデントのクレメント・ノバラクがF2初優勝を挙げた。
前日のスプリントレースは厳しいウエットコンディションと多重クラッシュの影響でほとんどレースができなかったF2。フィーチャーレースは、レーシングラインがだいぶ乾いているものの、ウエットパッチも残るという実に微妙な路面コンディションで行なわれた。
■スプリントレースは多重クラッシュと悪天候でほとんど走れず。赤旗終了でポイントなし|F2ザントフールト
上位勢は多くがスリックタイヤを履いたものの、後方のマシンにはウエットタイヤを履くマシンも見られた。
ポールシッターはジャック・クロフォード(ハイテック)。デニス・ハウガー(MPモータースポーツ)がフロントロウに並んだ。DAMSの岩佐歩夢は12番手からのスタートだ。
フォーメーションラップをセーフティカー(SC)先導で走った後、ローリングスタートでレース開始。ところが難しい路面コンディションに足をすくわれ、スピンをするドライバーが続出。ジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ)が最終コーナーでのスピンでレースを終えた他、フレデリック・ベスティ(プレマ)といった実力者もここで大きく順位を落とすことになった。
一度SCが出動した後、4周目にレース再開。岩佐はこの時点で8番手につけ、リスタートでさらなるポジションアップを狙ったが、ターン1で止まりきれずクシュ・マイニ(カンポス)と接触しながらランオフエリアに飛び出してしまった。この件で後に、岩佐に10秒のタイム加算ペナルティが科された。
8周目、首位を走っていたクロフォードがピットイン。ソフトタイヤからミディアムタイヤに交換。その他のマシンも続々とピットインし、タイヤを交換していった。
しかしポイントリーダーのテオ・プルシェール(ARTグランプリ)がタイヤを交換した直後の10周目にクラッシュ。さらにこれを好機と見てピットインしたベスティの両リヤタイヤが外れてしまうというまさかのトラブルも起きてしまった。
これで再びSC出動。この時点で、首位に浮上したのはノバラク。クロフォードが2番手、ゼイン・マローニ(カーリン)が3番手に続いた。
17周目のリスタートでは、マローニが2番手に浮上。ブレーキに問題を抱えているというノバラクにプレッシャーをかけていった。さらに後方では、ヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)とオリバー・ベアマン(プレマ)がターン3でバトルをした結果、ベアマンが押し出されるような形となり、壁に接触。ベアマンはリタイア、マルタンスはこの件で10秒のタイム加算ペナルティを受けた。
その後、ノバラクは徐々にマローニを引き離すと、60分プラス1周の時間制となったレースを逃げ切りトップチェッカー。2位はマローニ、3位にクロフォードという結果となった。
岩佐は最終的に13位。SCリスタート時のコースオフが響き、ポイント獲得はならなかった。
なお、今回のレースはポイントリーダーのプルシェールを筆頭にランキング上位勢が軒並み不発。ランキング上位6台のうち、ポイントを獲得したのはペナルティを受けて9位となった同5番手のマルタンスのみだった。
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