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らしさ満点 丸いライトに八角グリル 新型ミニ・エレクトリック 本国仕様の詳細が明らかに

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らしさ満点 丸いライトに八角グリル 新型ミニ・エレクトリック 本国仕様の詳細が明らかに

最高出力は183psと218psの2段階

新しいミニ・エレクトリックが、2023年内に発売される。肝心の英国価格は、3万1945ポンド(約578万円)からに設定され、納車は2024年初頭からが予定されている。

【画像】丸いライトに八角グリル 新型ミニ・エレクトリック 競合の500e 電動レストモッド版オリジナル・ミニも 全116枚

新型ミニ・カントリーマン(クロスオーバー)と同時に発売される予定で、モデルラインナップの刷新と電動モデル拡大の口火を切ることになる。今後、ミニはバッテリーEV専門ブランドへ変化していく。

英国仕様で用意されるトリムグレードは、クラシック、エクスクルーシブ、スポーツの3段階。パワートレインには2種類が用意される。

クーパーEへ搭載されるのは、183psの駆動用モーターと40.7kWhの駆動用バッテリーで、1度の充電で走れる航続距離は305kmがうたわれる。これは、現行型のミニ・エレクトリックを大幅に上回る。

クーパーSEへ搭載されるのは、218psの駆動用モーター。駆動用バッテリーは54.2kWhへ大きくなり、航続距離は402kmに伸びる。その結果、0-100km/h加速は6.7秒でこなすという。急速充電能力は、いずれも95kWまでとなる。

量産車初の円形OLEDタッチモニター

ミニ・クーパーのクラシックがエントリーモデルとなるが、装備は充実。9.4インチのOLEDインフォテインメント用タッチモニターがダッシュボード上に据えられる。ミニによれば、量産車初の円形OLEDモニターだという。

さらに、バックカメラ、ヒーター内蔵ステアリングホイール、アンビエントライト、クルーズコントロールなどが備わる。ヘッドライトはLEDだ。

ミドルモデルが、クーパーやクーパーSEのエクスクルーシブ。外観では、フロントマスクにシルバーのアクセントが与えられる。インテリアでは、天井の内張りが専用アイテムになるほか、小物入れやダッシュボード・ストラップなども追加されるという。

トップモデルに位置するのが、クーパーSEのスポーツ。インテリアは、ジョン・クーパー・ワークスから影響を受けたという、レッドとブラックのツートーンへアップグレードされる。アルミホイールも18インチへサイズアップする。

この仕様を選ぶと、英国価格は3万7945ポンド(約686万円)まで上昇する。

丸いヘッドライトに八角形のグリルフレーム

次期ミニ・エレクトリックは、バッテリーEV専用プラットフォームを基礎骨格にしている。ミニの親会社となるBMWと、中国の長城汽車との合弁企業、スポットライト・ オートモーティブ社によって開発されたものだ。

スタイリングは、これまでの要素を継承しつつモダナイズ。「ブランドの本質」だと、デザイン部門チーフのオリバー・ハイルマー氏は述べている。既に写真は公表されているが、ヘッドライトは円形。フロントグリルに当たる部分は、八角形に縁取られる。

新たな特徴といえるのが、ベースグレードではクロームメッキ・トリムでボディが飾られないこと。ドアハンドルは、ドア表面と一体になっている。

インテリアもシンプル。大きく丸いタッチモニターが目を引くが、テキスタイルの張られたダッシュボードは、1959年のオリジナル・ミニをイメージさせる仕上がりだ。インフォテインメント・システムは、アンドロイド・ベースだという。

ドライブモードには、ゴーカート・モードを設定。モニターのグラフィックやパワートレインの特性などが、モードによって変化する。複数のデジタルサウンドも用意されているそうだ。

ちなみに、新しいミニ・エレクトリックと同じスタイリングで身を包んだ、内燃エンジン仕様のミニ・クーパーもリリースされる。ただし、こちらは現行型ミニのプラットフォームをベースにする。

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