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ポルシェ博士の末裔が復活させた雪と氷の祭典「GP アイスレース」

ポルシェ家の第二の故郷「ツェル・アム・ゼー」

オーストリアのツェル・アム・ゼーにおいて、「2020 GP アイスレース(2020 GP Ice Race)」が開催された。2019年に続き、2回目のアイスレース開催地となったツェル・アム・ゼーは、かつてフェルナンド・ポルシェ博士が家族のために通称「シュットグート」を建てた景勝地。ポルシェにとっては第二の故郷と言える場所だ。

ポルシェ博士の末裔が復活させた雪と氷の祭典「GP アイスレース」

ポルシェ家の一員である26歳のフェルディナント・“フェルディ”・ポルシェは、このGP アイスレースを立ち上げた人物だ。現在、建築家として活躍する彼は、ヴォルフガング・ポルシェの三男であり、偉大な先祖達から様々な才能を受け継いでいる。

フェルディ・ポルシェが立ち上げたアイスレース

GP アイスレース開幕前に行われたウェルカムパーティにおいて、フェルディ・ポルシェはGPアイスレースが、どのようにして実現したかをスピーチした。

「GPアイスレースは、友人のヴィンツェンツ・グレーガーと私にとって、ようやく生まれてきてくれた赤ちゃんのようなものです。大学時代、僕たちは『なぜ同世代の友人たちが僕らのようにモータースポーツに興味を持てないのか?』、その理由をいつも考えていました」

「ある時、ツェル・アム・ゼーでスキーを楽しんでいる時、僕の父(ヴォルフガング・ポルシェ)がアイスレースに参加した当時、ポルシェ 550に装着されていたスパイクタイヤを発見したのです。僕自身、かつてここで開催されていたアイスレースについて少しは知っていましたが、最後に開催されて以来、なぜここまで開催されていなかったのかは分かりませんでした」

「まず、ハンス・ヨアヒム・スタックとリチャード・リッツに、レースを開催するために何が必要なのか、そして人々が集まる可能性があるのか尋ねました。それから、市長、地元の観光当局、オーストリア・モータースポーツ連盟など様々な人々と出会い、すべてが回り始めたのです」

「そして18ヵ月後の2019年2月、GP アイスレースが初開催されました。正直、これだけ多くの人が集まってくれるとは思ってもいませんでした。改めてモータースポーツ界は狭く、人々は常にクールで新しいものを求めていると知ったのです」

「そして、2年目もGP アイスレースを迎えることができました。すでに僕自身がその規模に圧倒されています。これを見てください! この小さなツェル・アム・ゼーに、これだけの空冷ポルシェが集まってきたのです。僕たち家族の美しい小さな街に、世界中から自動車ファンがやってきました。なんとニュージーランドからの参加者もいるんですよ!」

ル・マン・ドライバーが金メダリストを911SCで牽引

2回目の開催となった今年のアイスレースでも、多くの人がフェルディに心から信頼を寄せていることが示された。厚さ40cmの氷上に作られた600mのコースには、数多くの歴史的なヒストリックカー、珍しいラリーカー、最新鋭スーパースポーツが集まり、豪快なドリフトを披露しながら駆け抜けている。

今回は面白い試みとして、1928年のサンモリッツ冬期オリンピックで行われた、乗り手のいない馬がスキーヤーを牽いた「スキー・ジョーリング」が復活。ポルシェからはふたりのアンバサダーが参加している。

ル・マン24時間レースドライバーのヨルグ・ベルグマイスターが先導車として用意されたラリー仕様のポルシェ 911SCをドライブ。ノルウェー出身のオリンピックスキー金メダリストのアクセル・ルンド・スヴィンダルを引っ張り、集まった観客からの大喝采を受けている。

また、様々なレーシングドライバーがフルEVスポーツのタイカン ターボSのステアリングを握り、エキサイティングな氷上デモンストレーションランを披露した。

氷上のグッドウッドはSNSと密接に連動

今回のGP アイスレースは、第1回を大きく上回る約1万6000名の観客数を記録。集まった自動車ファンたちは、豪華な参加車両たちの走行シーンだけでなく、パドックに並べられた様々な車種たちをスマートフォンのカメラで収めていた。その写真や動画はインスタグラムやTwitterなどのSNSに数多くアップされており、ハッシュタグ「#gpicerace」で検索することが可能だ。

第2回が成功裏に終わり、多くの人が「GP アイスレースは、氷上版グッドウッド」だと話題にし始めている。確かにヒストリックカーや最新レーシングカーの参加はグッドウッドを思わせるものがあるが、そこにフェルディ・ポルシェとヴィンツェンツ・グレーガーはパーティとSNSの要素を付け加えた。

そう、若いファンにとっては、誰がトップフィニッシュしたかと同じくらい「何がバズったか」が重要なのである。

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