無限とMOTULが共同開発したオイル発売

無限とMOTULが共同開発したオイル、「High Performance Oil MS-R」、「High Performance Oil MS-S」が発売された。

「High Performance Oil MS-R」は、粘度設定0W40の100％化学合成油最新のAPI SN 規格相当の性能を持ち合わせるだけでなく、欧州の自動車メーカーが合同で策定しており、API よりも高い性能が求められるACEA A3/B4規格もクリアする。Super Formula の2.0L 直列4 気筒ターボエンジンで設計され、高温・高負荷・高効率エンジンに適した技術が用いられている。

「High Performance Oil MS-S」は、ベースオイルにエステルを配合した100％化学合成油。2016 年1 月時点でAPI SN 規格を有し、軽自動車、ハイブリッド車、コンパクトカーの多くに指定されている0W20 という低粘度となっている。一方で、軽自動車、コンパクトカーには、燃費向上と出力維持の両立のため、ターボ・チャージャー搭載車両が増加しており、その結果油温が高く、オイルにとって過酷な環境となりつつある。そこで、エステルを配合することにより、低粘度オイルの懸念材料である油膜強度、油膜保持能力のみならず、熱酸化安定性も高め、高いエンジン保護能力を実現している。

価格は、「High Performance Oil MS-R」が3900円（1Lボトル／税別）、「High Performance Oil MS-S」が2800円（1Lボトル／税別）となっている。