ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、6月28日に参加したモトクロスのレースでクラッシュ。その際に左鎖骨を骨折してしまい、同日夜に手術を受けることになった。その後、ドゥカティは手術が成功したと認め、ドヴィツィオーゾはリハビリを始める予定だと明かされた。
新型コロナウイルスの影響によって中断されていたMotoGPも、7月19日からの再開が決定済み。短期間で多数のレースをこなす新スケジュールを前にした負傷は、ドヴィツィオーゾにとっては手痛いモノと言えそうだ。
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「アンドレア・ドヴィツィオーゾは昨晩モデナの病院で左鎖骨骨折の手術を受け、成功した」
ドゥカティはTwitterの投稿にそう記している。
「彼は直ちにリハビリを開始し、7月19日に行なわれるMotoGP(最高峰クラス)2020年シーズンの開幕戦へ参加する」
またドヴィツィオーゾもSNSで術後の経過を報告。スペインGPへは完璧な状態で挑めるだろうという展望を示した。
「手術は上手く行った。素早い処置を行なってくれた医療チームに感謝したい。痛みはあまり感じていない。その事がとても楽観的にさせてくれている」
「今朝自宅に戻ってきて、午後はリハビリの計画を立てることになっている。この数週間で回復し、ヘレスでの2020年シーズン開幕戦には完全な状態で間に合うと確信している」
ドヴィツィオーゾの負った怪我は、通常なら手術ではなく自然治癒が目指されるものだったという。しかしドゥカティとドヴィツィオーゾは7月後半からMotoGPの再開が予定されているため、迅速な回復を期すべく、手術を行なうことにしたと説明している。
今回、ドゥカティはドヴィツィオーゾに対してモトクロスレースに参加する特別許可を与えていた。ただチームメイトのダニーロ・ペトルッチには、同じ許可を与えていなかったという。
ドゥカティのスポーティングディレクターを務めるパオロ・チアバッティは今回の件について、ドヴィツィオーゾに出場を許可した理由などを次の様に語っている。
「モトクロスについてだが、その活動においていくつかのリスクがあることは我々も認識している。しかしアンドレアがこのレースに参加することを、我々は許可した。それは彼が本当の競争のみが与えられる刺激と感覚を取り戻す必要があると、我々に説明したからだ」
「一方で、モトクロスは多くのMotoGPライダーがよくするトレーニングでもある。そのため最終的に怪我が深刻な結果にならなかったことに安堵しているし、アンドレアはヘレスでの開幕戦に立つことができるだろう」
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