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錦織圭の充電スタイルはまさに両手バックハンド。フォーミュラEのノウハウ活かしたジャガー初のEV『I-PACE』が登場

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錦織圭の充電スタイルはまさに両手バックハンド。フォーミュラEのノウハウ活かしたジャガー初のEV『I-PACE』が登場

 フォーミュラEにも参戦中でEVに積極的なジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガー初の電気自動車(EV)であるエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE(アイペイス)」を発表。9月26日に都内で行われた発表会にはジャガーのブランド・アンバサダーを務めるプロテニスプレイヤーの錦織圭選手も登壇し、会場がショッピングモールということもあり、クルマとともに多くの注目を集めることになった。

 2018年3月1日に世界初披露した『I-PACE』は、90kWhリチウムイオン・バッテリーと2つのモーターを搭載したフルバッテリーの電気自動車(EV)。ジャガー・ランドローバーは、ジャガー・レーシングとして、フォーミュラE選手権に第3シーズン(2016/2017)から参戦しているほか、EVのワンメイクレース・シリーズ『Jaguar I-PACE eTROPHY』を第5シーズン(2018/2019)より実施するなど、電動化へのコミットメントを掲げ、積極的に取り組んでいる。

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 この日、日本で発表された『I-PACE』は、ジャガーがEV革命の最前線へと躍り出ることを狙った意欲作であり、新たな挑戦だという。一番のウリは、その洗練されたジャガーらしいデザインとフォーミュラE仕込みのパワフルさ。

 ふたつ搭載されるモーターはフォーミュラEで得た知識と経験を活かして開発されており、ふたつのモーターは永久磁石同期式電動モーターで車軸と一体型になっているという。シンプルなシングルスピードトランスミッションの採用と合わさって、『I-PACE』のパワートレインはコンパクトながら最大限の電力を伝達し、クルマの低重心化だけでなく制御性、操作性、俊敏性の向上が実現されているという。

 今回の『I-PACE』のキャッチフレーズは『シビれる電気ジャガー』。ショッピングモールで行われた発表会場でも、至るところにキャッチフレーズが掲げられていた。「シビれると言っても、乗ったら電気で痺れるわけではありません。ドライバーの感性を刺激するという意味でご理解ください」と、マーケティング・広報部ディレクターの若林敬一氏が何度も繰り返し話すように、SUVとして見た目もスタイリッシュな『I-PACE』はシビれるようなルックスとフォーミュラE仕込みのパワフルさだけでなく安全面でもさまざまな機能を搭載しており、数え上げればキリがないほど事故を積極的に防止するシステムが備わっている。

 ジャガーのブランド・アンバサダーとして登壇したプロテニスプレイヤーの錦織圭選手も発表会のゲストとして登壇。この発表会の直前に『I-PACE』を試乗したという錦織選手は「見た目がカッコいいですよね。運転していてもとにかく静かで、そしてパワフル。空を飛んでいるような感覚でした」と、その乗り心地を表現した。

 錦織選手はクルマは普段から乗っていてクルマは大好きな様子。「普段はフロリダにいるので、フロリダで練習に行くときはドライブしています。クルマの中ではよく音楽を聴いています。英語の曲も聴くけど、ほとんどは日本語の曲を聴いています」と、マイカーライフについて語る錦織選手。

 続いて、キャッチフレーズの『シビれる電気ジャガー』にちなんで、錦織選手にこれまでシビれた経験の質問が投げかけられたが、「子どものころ、海でクラゲに刺されてシビれました(苦笑)」と、リアルなシビれ体験を披露して会場を和ますと、続いて先日の全米オープンで日本人女子初の4大大会優勝を飾った大坂なおみ選手にも触れ、「先日のセリーナ(ウイリアムズ)との女子決勝を近くで見て、彼女のパワフルなテニスは見ていて楽しかったですし、シビれました」との満点回答に、会場は大いに盛り上がった。

 最後のフォトセッションでは、充電器のノズルをハンドガンにたとえるようにユニークなポーズや、給油ならぬ充電シーンではまさにテニスの両手バックハンドを彷彿とさせるポーズを披露するなど、所々でさりげなくメディアを喜ばせた錦織選手。『I-PACE』の価格は959万円からと庶民感覚ではなかなかの価格であるが、その強気の姿勢はまさにジャガーの先進的なクオリティの高さの裏返し。まさに錦織選手の特徴でもあるパワフル、俊敏性が特徴的な『I-PACE』を一度は体感してみたいものだ。

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