スパルタンなフォルムのエアロでGR86/BRZをコーディネート
2023年の大阪オートメッセに旋風のごとく現れたのが、XENOブランドのエアロパーツを装着したトヨタ「GR86」。会場に展示されたワイドボディのGR86は「公道を走れるGTカー」をキャッチフレーズにしたとおり、見る者に強烈なインパクトを残しました。2024年は東京オートサロンにも出展し、XENOブランドの名を全国に轟かせようとしています。
注目!「GR86」&「BRZ」のサイドビューに煌めきをプラスする「ジュエルLEDサイドマーカー」は安全性アップにも効果大です
(初出:XaCAR 86&BRZ magazine Vol.045)
ナローボディながら洗練されたGTマシンの雰囲気を醸し出すS-Specシリーズ
XENOのエアロパーツの中でも特にインパクトがあるのは「GTスペックエアロキット(ワイドボディ)」だが、いきなりワイドボディにはチャレンジしにくいというのがユーザー心理だ。そこで新たに開発されたのが、XENOの持つハイセンスなGTマシンの雰囲気を活かしたナローボディの「S-Spec」シリーズである。
シンプルな造形ながら、大人のスポーツカーに仕上げられるのが特長。FRPとカーボンのハイブリッド素材「カーボンハイブリッド」を使用することで、見える部分はカーボン、見えない部分はFRPという組み合わせで、見た目と価格のバランスを実現している。
カーボンフロントリップスポイラーは、車検に対応するギリギリの張り出し量で、迫力あるフロントマスクを演出する。ローダウン時にスポイラーの擦れや割れが生じたとしても、ハイブリッドカーボンであれば安価に修理ができるのもメリットだ。
BRZ専用のアンダースポイラーがシャープなエッセンスに
S-Specは、先行してGR86用が発売されていたが、スバル「BRZ」専用キットも追加発売された。BRZ純正バンパーにマッチするようにデザインされており、物足りなさを感じるボトム部分に力強さを与える。ホワイトボディに、ハイブリッドカーボン製エアロやボンネットを装着することで、レーシーな雰囲気がアップするのだ。
カーボンGTウイングやカーボンボンネットなどと合わせて装着すると、精悍なフォルムに拍車が掛かる。なお、デモカーが装着しているGTミラー(ドライカーボン製、土台はマグネシウム)は36万3000円(消費税込)で販売されている。
■XENO S-Spec PARTS LIST(GR86/BRZ共通、消費税込)
カーボンフロントリップスポイラー:6万9850円 サイドステップ:4万1800円 リアサイド:1万9800円 上記3点カーボンエアロキット:13万1450円 カーボンボンネット:26万4000円 ボンネットレインガード(FRP未塗装):3万3000円 GTミラー:36万3000円 カーボンウイング:17万6000円
SUPER GTマシンのフォルムをストリート用に落とし込んだGT-Specエアロキット
スーパーGTマシンのシルエットをベースに開発されたのが「GT-Specエアロキット」である。その姿は、さながら公道を走るレーシングマシン。機能美あふれるフロントスポイラーと、空力を配慮したサイドスカートやワイドフェンダー。リアエンドプレートやカーボンGTウイングが装着されることで、レーシングマシンとしての完成度が高くなる。
■XENO GT-Specエアロキット(8点セット/未塗装/GR86専用):65万4500円(消費税込)
フロントリップスポイラー/フロントエンドプレート(左右)/フロントカナード(左右)/フロントワイドフェンダー(左右)/サイドスカート(左右)/リアワイドフェンダー/リアワイドフェンダーエンド(左右)/リアエンドプレート(左右)※BRZ(ZD8)用はプラス10万円で制作可能
* * *
また、GR86/BRZのトータルカスタマイズを目指すXENOは、インテリアパーツのプロデュースもスタートさせた。タッグを組んだのは内装カスタムのスペシャルブランド「GIKO」だ。ダッシュボードやドアまわり、Aピラー、メーターフードなどのアイテムで車内をカスタムすることが可能になる。
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みんなのコメント
2りターボなら考えたのだが………