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ボクらのヤングタイマー列伝:第39回『ユーロバン』知っていたらかなりの欧州車ツウ! 欧州4社が共同開発した初代ユーロバン詰め合わせ!!
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遠藤イヅルが自身のイラストともに1980年代以降の趣味車、いわゆる"ヤングタイマー"なクルマを振り返るという『ボクらのヤングタイマー列伝』です。

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日刊自動車新聞

みんなのコメント

1件
  • 発売前、モーターファンがプジョーでもシトロエンでもなくタルボの新型車としてスクープしていた。当時、もうすでにフランスやイギリスからタルボ・ブランドの乗用車は消滅し(商用車のエクスプレスのみ92年まで存続)、スペインで旧型車が細々と造られるのみだったにもかかわらず。

    元々初代のルノー・エスパスはタルボの前身であるクライスラー・ヨーロッパがシンクタンクのマトラと開発していた車であり、クライスラー・ヨーロッパを傘下に収めたプジョーがマトラごと企画を切り捨てたことで、ライバルのルノーから発売されることになったもの。実際、ルノーのダイヤモンドが不似合いなデザインである。

    大ヒットをみすみすライバルに譲ってしまったプジョーの巻き返しがこのユーロバン四兄弟であり、プジョーよりもタルボとして出るのが本来の在り方だったのだ。社用車市場で食っているブランドであるランチアにとっても、待望の一台となった車である。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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