ル・マン24時間レースや全日本GT選手権の王者として知られる『チーム郷』が、今季スーパーGT(GT300クラス)に参戦する噂が持ち上がっている。
1月29日、いくつかの海外メディアが、チーム郷がマクラーレン720S GT3を使ってGT300クラスやスーパー耐久に参戦するという情報を配信した。
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このチーム郷は郷和道氏が率いるレーシングチームで、スーパーGTの前身である全日本GT選手権に「チーム ラーク・マクラーレンGTR」として参戦。いきなりドライバーズとチームの二冠を獲得した。
翌1997年からル・マン24時間レースに挑戦を開始。2004年には日本チームとして初の総合優勝を飾った。
その後は2006年にマセラティMC12でスーパーGTに参戦するという話もあったが実現はせず、それ以降は目立ったレース活動は行っていなかった。
実はmotorsport.comでも、彼らがスーパーGT参戦の準備を進めている情報はキャッチしている。“チーム郷の復活”という話題は1月上旬に開催された東京オートサロンでも関係者の間で密かに噂となっていた。
そこで流れていた噂によると、使用マシンはマクラーレン720S GT3で、ドライバーのひとりは荒聖治の可能性が高いということだった。そんな中、今回海外メディアが以下のような情報を配信した。
スペインのモータースポーツサイト「CONPETICION」が伝えたところによると、マシンはマクラーレン720S GT3でタイヤはヨコハマタイヤ。ドライバーは荒聖治/アレックス・パロウだという。さらにスーパー耐久のST-Xクラスにも参戦予定で、こちらには阪口晴南、木下隆之の名前がある他、鈴鹿10Hの参戦も視野に入れているようだ。
また「dailysportscdar.com」もチーム郷復活を報じたが、こちらは公開直後に記事が消去されている。もちろん、チーム郷をはじめマクラーレン側からも、この件に関する正式な発表は何も出されていない。
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